
米国の関税政策の変更による潜在的な経済への影響に対する懸念の高まりと、株式の幅広い暴落により、安全資産としての魅力から、3月15日までの1週間で、日本国債への需要は2年ぶりの高水準に急増した。
財務省のデータによると、外国人は日本の長期債を3兆4000億円(228億2000万ドル)買い越した。
しかし短期債は2兆2,600億円相当の資金流出となり、約7ヶ月ぶりの規模となった。
外国人は日本株からも1兆8100億円を引き揚げており、これは9月21日以来1週間で最高となった。
一方日本の投資家は、4週連続の買い越しに続き、7,525億円相当の外国株を売却した。
投資家らはまた、876億円相当の外国長期債務証券を売却したが、約1287億円相当の短期手形を購入した。
ロイター