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「日本における4月の実質賃金は12月以来最も早いペースで下降」

日本の4月におけるインフレ調整済み実質賃金は12月以来最も早いペースで下降。(AFP)
日本の4月におけるインフレ調整済み実質賃金は12月以来最も早いペースで下降。(AFP)
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09 Jun 2020 08:06:16 GMT9
09 Jun 2020 08:06:16 GMT9

火曜日に公開された政府のデータによると、新型コロナウイルスの蔓延が経済に甚大な打撃をもたらした後、日本の4月におけるインフレ調整済み実質賃金は12月以来最も早いペースで下降し、消費者心理の見通しに暗雲をもたらしている。

3月下期において新型コロナウイルスのパンデミックが国内及び世界の需要に大きな影響をもたらしたことにより、世界で3番目に大きな経済規模を持つ日本は2期にわたりマイナス成長を続け不況に陥った。

厚生労働省のデータによると、家庭の購買力を示す実質賃金は前年4月と比べ0.7%減少し、2ヶ月連続で減少している。

月ごとの実質賃金のデータは、4月までに現金給与総額(名目賃金)は0.6%減少したとし、昨年7月以来最も大きな下げ幅を記録している。3月に0.5%増収に上方修正した際には、4月におけるボーナスなどの一度限り特別に支払われた給与は10.6%上昇した。また、データによるとほとんどの現金収入を占める固定給もしくは基本給は変動がなかった。

企業活動の健全さを示す所定外給与は、前年4月と比べ12.2%急落し、8ヶ月連続での減少となった。

ロイター通信

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