
アラブニュース
ロンドン:いくつかの激戦州がまだ票の集計中で、現職のドナルド・トランプ大統領が票の集計に異議を唱えるなか、民主党の大統領候補者、ジョー・バイデン氏は11月4日、大統領の座を手に入れるために必要な獲得すべき選挙人の票数として、決定打となる270票に近づいた。
現情では、ペンシルベニア州のような勝敗の鍵を握る大票田の州、ネバダのような票数として少ないが、小さいが鍵となる州も含めて、開票が終わっていない州がまだ5つある…このことにより、トランプ大統領とバイデン氏の両方が、まだ勝利への道が開かれていることになる。アメリカの報道各社は、インディアナ、ケンタッキー、ミズーリ、オハイオばかりか、大票田のフロリダやテキサスをはじめとして、23州で共和党現職が獲得すると予測していた…こうした州は全て、2016年にはトランプ氏が獲得していた。
バイデン氏はアメリカの首都ばかりか、自分の故郷の州、デラウェアと大票田のカリフォルニア、ニューヨークをはじめとし、22州を獲得した。この前副大統領は、2016年にトランプ氏が勝利した3つの州を覆した…3つの州とは、アリゾナ、ミシガン、ウィスコンシンだ。
候補者間で選挙人を分割できるネブラスカは…4票がトランプ氏に行き、1票がバイデン氏に行った。メインではバイデン氏が勝利したが、獲得できる選挙人票全4票のうちの3票しか獲得せず、残りの1票はトランプ氏に割り当てられた。
現在のところ、選挙人票はバイデン氏が253票を獲得し、トランプ氏が214票を獲得している。