
アラブニュース、リヤド
米国を拠点とするヴァージン・ハイパーループ・ワン(VHO)は近頃、サウジアラビアのキング・アブドラ科学技術大学(KAUST)との間でサウジアラビアの輸送セクター開発プロジェクトへの参画を目指した基本合意書を締結した。
同合意書によれば、ハイパーループ分野で世界をリードする同社は、「科学技術分野の知見の交換を進める」ことで同国の輸送インフラを開発することで同大学と合意した。
カリフォルニアを本拠地とする同社とサウジアラビアを代表する同民間調査機関は、今月上旬にリヤドで開催された未来投資イニシアチブ(FII)で提携契約を交わした。
今回の発表は、ハイパーループ技術を先導する開発企業である同社とアブドラ国王経済都市(KAEC)によるKAECへの開発センター設立の実行可能性調査の結果発表に続くものだ。
本調査には、世界初の高速試験トラックとハイパーループの部品を他市場へ輸出することとなる製造施設も含まれる。