
アラブニュース
リヤド:サウジアラビア女性の通勤に対する経済的支援を行なう基金が拡充された。
サウジアラビア人材開発基金(HADAF)が、「Wusool」プログラムにより提供される経済的支援を、収入6,000サウジアラビアリヤル以下の人々に対し月間800サウジアラビアリヤルから1,100サウジアラビアリヤル(293ドル)に引き上げたと、アル・エクテイサディア紙が報じた。助成金は通勤にかかる交通費を最大80%カバーする。
この措置は、政府が女性就労者数増加を目的に多くの改革を導入する中、実現された。
同紙によれば、このプログラムの実施期間についても、当初予定されていた12ケ月から2年に延長されたとのことだ。
輸送サービスは、利用者の安全確保のため、運輸省から認可を受けた会社を通じて提供されている。
このプログラムは、リヤド、メッカ、東部州、メディナ、タブーク、アスィール、カシム、ハーイル、ジーザーン、北部国境州、ナジュラーン、ジャウフ、アル・バハからなる王国全域にわたる13の地域を対象としている。