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ドバイ万博の日本館、アラブと日本のデザインの融合

10 Oct 2019
Updated 10 Oct 2019
10 Oct 2019
2020年10月20日から2021年4月10日まで約6か月にわたり開催されるドバイ万博では、2500万人の来場者が見込まれています。(提供)

来年開催される2020年ドバイ国際博覧会に出展予定の日本館は、伝統的なアラベスクと麻の葉文様を組み合わせたファサード(正面のデザイン)が特徴です。

ドバイの日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、このデザインは日本と中東の長い歴史のつながりと文化の交差を表現し、古代の交易路であるシルクロードを反映するものです。

日本館は、他者への敬意を表すものとして日本の折形(おりがた)礼法から発祥した折り紙からインスピレーションを得た立体的な外観をもちます。

2020年10月20日から2021年4月10日まで、約6か月にわたり開催されるドバイ万博では、2500万人の来場者が見込まれています。来場者の約70%がアラブ首長国連邦以外の国から来ると予想されており、外国人来場者の割合が最も高い万博になる予定です。

日本館のユニークな特徴をジェトロ関係者が伝えています。立体的なファサードには伝統的な和紙のような柔らかい薄い皮膜が使用され、日本館を日光から保護します。

伝統的なアラビアの技術と日本の技術を取り入れた自然冷却システムが採用されます。日本館の前に大きな水盤を設け、空間を涼しく保つと同時に、日本館の立体的な外観を写し出します。

ジェトロによると、日本館は環境に優しいシステムを取り入れた持続可能な建築となります。

日本館の総工費は5900万UAEディルハムで、敷地面積は5161.80平方メートルとなる予定です。ドバイ万博の会場全体の敷地面積は4.38平方キロメートルで、そのうちゲート内の敷地面積は2平方キロメートルです。

ドバイ万博は、中東・アフリカ・南アジア(MEASA)地域で初めて開催される国際博覧会です。

2020年ドバイ国際博覧会陳列区域日本政府代表の中村富安(なかむら とみやす)は、「日本館のコンセプトとデザインは、間違いなく、これまで国際博が誇ってきた名声と伝統の価値を高めるとものであり、非常にうれしく思っています」と述べています。

中村によると、「日本館は、次世代を刺激し、率先して未来の解決策を生み出すように働きかけることで、日本独自の精神性、技術、文化等を素材として日本の力が切り拓く未来社会のビジョンを結びつけ、発信する拠点となります」

同博覧会陳列区域日本政府副代表である東哲也(あずま てつや)は、ドバイ万博は、日本のような国際的な出展者にとって、その社会的、文化的、経済的イニシアチブを国際社会に紹介する絶好の機会だと述べています。

「ドバイ万博の日本館を発表することで、日本館のユニークな存在を出発点として活用し、今後の関係やインバウンド観光を発展・促進することができます」と東は説明します。

「出会う」をテーマに、様々な国籍、年齢、好み、嗜好の来場者が1つの屋根の下に集まって日本のホスピタリティを直接体験し、日本ならではのホスピタリティの精神、すなわち「おもてなし」の精神で団結することになるでしょう。

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