
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアでは、王国の東部と西部を結ぶ大規模な鉄道網拡張構想の検討が最終段階に入っている、とサレ・アル・ジャセル運輸大臣が述べた。
この鉄道拡張構想には、既存路線の東部州までの延伸に加えて、ヤンブーからキングアブドラ港までの路線の後、ジェッダ港からリヤドまでの路線建設が盛り込まれている、とアル・ジャセル運輸大臣が説明した。
アル・ジャセル運輸大臣は、この鉄道拡張構想に関する検討が2019年10月に始まり、現在最終段階に入っていると述べた。
「鉄道建設部門において、最大規模で専門的な中国政府系企業が主導する共同企業体が存在し、サウジ建設業界の大手企業、さまざまな鉄道の分野を専門とするヨーロッパやアメリカの企業をはじめとして、11社の海外企業も加わっている、と同大臣が付け加えた。
詳細な検討は2カ月以内に終了する予定だ、とアル・ジャセル大臣は述べた。