ロヒエン・ベン・ガッセムおよびヌール・ヌガリ共著、リヤド発

ジョン・パガノ氏がリヤドで開催されたミスク・グローバル・フォーラムで声明を発表

2030年までに1億人の観光客をサウジアラビアに呼び寄せる、というサウジアラビア政府の目標を達成するためには、「観光事業に100万人以上の労働人口が必要である。」と、レッドシー・デベロップメント・カンパニーの最高経営責任者であるジョン・パガノ氏が述べた。

今現在は、それが「存在していない。」と、水曜日にリヤドで開催されたミスク・グローバル・フォーラムでのスピーチで、パガノ氏はそう付け加え、サウジアラビアには、宗教上の観光以外にも観光事業を拡大できる大きな可能性があると述べた。サウジアラビアの高級観光開発を担う紅海プロジェクトは、70,000人の新しい雇用を創出することになる、と同氏はさらに付け加えた。

パガノ氏は、レッドシー・デベロップメント・カンパニーが、海外で国際的なホスピタリティ・マネジメントを学ぶための留学奨学金を立ち上げたことを発表した。

「4日間で、12,700人のホスピタリティ事業でキャリアを積むことを熱望する応募者が集まりました。」と、同氏は述べ、「観光部門での仕事に就くことを希望すれば、サウジアラビアの若者の未来は金色に輝いています。」と、付け加えた。

パガノ氏は、28,000平方kmを開発する紅海プロジェクトは、「ベルギーと同等の大きさ」であると述べ、しかしながら開発を進める一方で、環境を尊重すべきだと釘をさした。 「環境は私たちの最も貴重な資産です。 それにダメージを与えてしまうと、すべてにダメージを与えることになります。」と、同氏は述べた。

同じセッションで、ディルイーヤ門開発局のジェリー・インゼリージョ会長は、歴史的な町であるディルイーヤの開発は、2030年までに55,000人の雇用を創出するであろうと述べた。「あらゆるレベルで開発を進めるためリソースが与えられた。」と同氏は付け加えた。

ウラーへのフランス大統領特使であるジェラルド・メルトラレット氏は、観光事業部門には「若者にとって多くの機会」が存在すると述べている。ウラー 県には、サウジアラビアで最初のユネスコ世界遺産がある。

メルトラレット氏は、ウラー出身の人々は、シェフになることを目指してフランスの料理学校で研修中であると述べ、 観光事業は「包括的でなければならず、」そして「景観を尊重しなければならない。」と、付け加えた。