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サウジアラビア住宅部門の7月分の支援額が増加

2017年6月に「サカニ」プログラムが発表されてから今年の7月までに、同変革プログラムの受益者たちの口座に振り込まれた総額は296億リヤルを超えた。(AFP)
2017年6月に「サカニ」プログラムが発表されてから今年の7月までに、同変革プログラムの受益者たちの口座に振り込まれた総額は296億リヤルを超えた。(AFP)
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27 Jul 2021 06:07:59 GMT9
27 Jul 2021 06:07:59 GMT9
  • 住宅プログラム「サカニ」の受益者が7月に受け取った額は7億3400万リヤルであった
  • 5億8700万リヤルであった前年同期から増加した

ヤナ・サロウム

リヤド:サウジの住宅プログラム「サカニ」の受益者たちが都市農村住宅省および不動産開発基金(REDF)から7月に支給された額は、7億3400万リヤル(1億9570万ドル)となり、前年同時期の5億8700万リヤルから増加したとSPA通信が報じた。

この着実な増加は、今後数年間続くことになると、「サカニ」プログラム諮問委員会のメンバーでありイノベストプロパティー社の会長であるムハンマド・アルハーズ氏はアラブニュースに語った。

国民の1軒目の持ち家に対する支援は、国がこの先何年も続けていく政策になると彼は述べた。

しかし、支援の経費は下がっているという。「金融機関との交渉の結果、過去3年間でローンの利子は下がっています。ローンの利子はREDFが負担しています」とアルハーズ氏は述べた。

2017年6月に「サカニ」プログラムが発表されてから今年の7月までに、同変革プログラムの受益者たちの口座に振り込まれた総額は、296億リヤルを超えたとREDFのマンスール・ビン・マディCEOは述べた。

住宅部門の発展に向けた国の別の取り組みとして、開発サービスセンター(ETMAM)は、今年上半期に9つの住宅構想を承認した。その総面積は1610万平方メートル以上に及ぶ。

承認された住宅構想には、リヤド、メッカ、アルカシム、東部州、アシル、タブーク、北部国境州などでの計画が含まれているとアルエクティサディア紙は伝えている。

ETMAMは今年上半期に、8131戸の住宅建築許可の申請と、販売プロジェクトに向けて119件の不動産開発資格認定書の発行を完了した。

「こうした数字はこの先、段階が進むに連れて増えていきます」とアルハーズ氏は述べた。

ETMAMはまた、同構想外の販売プロジェクトに対する45件の販売認定書の発行にも貢献し、2171人の不動産開発業者が所轄官庁と協力して不動産開発サービスを提供する資格を得た。

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