アラブニュース
リヤド:CNBCアラビアは、信頼すべき筋の話として、サウジアラムコが170~200億ドル相当のガス資産売却における同社の財務アドバイザーに、日本の三井住友銀行(SMBC)を選んだと報道した。
CNBCの情報筋によれば、主に中国、韓国、シンガポールの政府系投資ファンドで構成されるアジアの政府系ファンドが交渉に参加して以来、アジア投資家のコンソーシアムが取引の有力候補であるという。
昨年、アブダビ国営石油会社(ADNOC)のガスパイプライン契約を獲得したアメリカン・ブルックフィールド・ファンドも有力候補のひとつだ。
今回の取引の資金調達構造は、EIGグローバル・エナジー率いる投資家集団が獲得した124億ドルの石油パイプライン取引に似ている、と情報筋は付け加えた。
情報筋は、今回の取引の資金調達には40億ドルの発行済み株式を使用し、残りは銀行グループからの融資が担うと説明した。