日本の株安が安全資産としての債券の需要を押し上げる中、月曜日に日本のベンチマークである10年国債利回りは低下し、米国債の利回り低下に追随する形となった。
10年国債利回りは0.5ポイント下落の0.045%になり、ベンチマークの10年国債先物は0.04ポイント上昇して151.61になった。
トレーダーたちがポジション調整を行う中、8月にアメリカの個人消費が予想以上に増加したことを示す前向きな経済データにもかかわらず、10年物米国債の利回りは先週の取引の終わりに低下した。
ウォール街では週末に株価が強い動きを見せたが、中国の恒大集団の債務危機に対する懸念がそれを上回り、日本株は月曜日に6回連続で下落した。
20年国債利回りは0.425%で変わらず、30年国債利回りは1ポイント上昇の0.665%となった。
40年国債の利回りも1ポイント上昇し0.75%となった。
2年国債は取引されず、利回りはマイナス0.124%のままだったが、5年債利回りはマイナス0.1%で変化はなかった。
ロイター