
アラブニュース
サウジアラビアのアブドゥラー・アルスワハ通信情報技術大臣は「LEAP2022」に集った代表団に対し、同国が未来の技術にこれまで64億ドルを投資したと語った。
リヤドで開かれたLEAPに登壇した大臣は、王国内の企業から技術分野への資金の流れについて説明した。
国内での進展について、大臣は国内の新興の「ユニコーン企業」(少なくとも10億ドルの市場価値を達成した企業)を称え、過去2年間に登場した6つのユニコーン企業のうち2社がサウジアラビアの企業「stc pay」と「Jahez」であると述べた。
大臣はサウジの有名企業を称賛しながら、「未来の技術について言えば、技術の未来に向けてこの地域で10億ドルを誓約した唯一の企業であるNeom Tech and Digitalの名が挙げられます」
「こうした技術を地球と人々のために役立てるということで言えば、地球上で最大のテック・デジタルの顧客であるアラムコの名を挙げることができます」
「彼らは人材と技術を駆使し、エネルギー分野でイノベーションを維持しています。そして、石油の採掘において最小コストを実現しています。さらに重要な点として、気候技術やグリーン技術に重心を移し、炭素集約度を最小に抑えるとともに最大限クリーンな企業活動を実現しています」
大臣はさらに、アップルやマイクロソフト、グーグルといった世界的な企業がサウジアラビアで存在感を示している状況にも言及した。