リヤド:対テロ・イスラム軍事連合加盟国国防大臣の第2回会合が土曜日にリヤドで開かれた。
対テロ連合の国防大臣評議会議長も務めるサウジアラビアの国防大臣ハーリド・ビン・サルマン王子が、この会合の開会を正式に宣言した。
「テロとの戦い:共有する責任」をテーマにしたこの会談には、対テロ連合に加盟する42か国と支援国3か国が出席した。
アフガニスタン、バングラデシュ、リビア、エジプト、スーダン、モロッコ、トルコなど対テロ対策における主要国が、対テロ連合に参加している。
国防大臣らは、連合の戦略とプログラム、そして、連合の主要な成果について説明を受けた。
ハーリド王子は、対テロ連合の支援にムハンマド・ビン・サルマン皇太子が1億リヤル(2660万ドル)を約束したと発表した。
この支援は、サウジアラビアの穏健主義への専心と、暴力と過激思想の拒否という誓約を強調するものだと、サウジアラビア国防大臣が、Xで、発言した。
サウジアラビアの対テロ連合への貢献として、ハーリド王子は、イデオロギー、コミュニケーション、対テロ資金調達、軍隊という連合の業務の4分野での46のトレーニングプログラムの発足も発表した。
この大臣級のイベントは、昨年12月13日にリヤドで開かれた対テロ連合加盟国と支援国の参謀総長らのイベントに続くものだ。
昨年12月のイベントでは、対テロ連合の戦略に焦点が当てられ、土曜日の国防大臣らの会合の準備が行われた。
対テロ連合は、2015年に、共同行動を通じてすべての形態のテロと戦うため、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子により設立された。
発足会合は、2017年にサウジアラビアの首都で行われた。
発足以来、対テロ連合は、加盟国間の共同努力により、平和的共存を推進し、人権を守ることを目指してきた。