アラブニュース
リヤド:アラムコは2月1日火曜日、10億ドル規模のベンチャーキャピタルファンドであるProsperity7Venturesの立ち上げを正式に発表した。
このファンドは既に1年以上運用されているが、リヤドで開催されたテクノロジーイベント「LEAP」で、アラムコ最高技術責任者であるアハマド・アル・ホワイテル氏が正式に発足した。
ダーランに本拠を置く同社は声明の中で、Prosperity7がグローバルな金融ベンチャーキャピタルとして、次世代テクノロジーとビジネスモデルの開発をサポートし、それによって並外れた繁栄と好影響を生み出すことを長期的視野に置いていると述べた。
ファンドはダーランに本社を置き、パロアルト、ニューヨーク、北京、上海に事務所を置いている。
「サウジアラムコの幅広いエコシステム、膨大な資源、および地域やセクターにまたがる広範囲な拠点を通じて、Prosperity7は規模と影響力の拡大を可能にするため比類のない機会を提供することができます。この可能性は、ポートフォリオ企業が成功するために、より強固な基盤を築く上で必要な助けになるでしょう」と、アラムコ最高技術責任者、アハマド・アル・ホワイテル氏が語った。
Prosperity7の投資先としては、初期段階にある企業やブロックチェーン、金融および産業テクノロジー、ヘルスケア、教育ソリューション関連の企業が含まれる。
サウジアラビアで商業用石油が採掘された最初の油井となったダンマーム井戸7号は、「繁栄の井戸(Prosperity Well)」としても知られるが、ファンドの名前はこの油井から取られた。