
イスタンブール:金曜日にタイイップ・エルドアン大統領が発表する予定であるが、この国産電気自動車プロジェクトでは、年間最大175,000台を製造し、13年間で220億リラ(37億ドル)の投資が行われる計画であると、トルコは述べた。
完全な国産車を製造するプロジェクトは、新興市場の主要経済大国であることを示すものとしてエルドアン氏と彼が党首を務める与党公正発展党の長年の目標であった。
発表に先立って、試作車を製造したコンソーシアムは、黒の防水シートで覆われた車が幹線道路を走り橋を越えていくビデオを発表した。
トルコは既に、フォード、フィアット、クライスラー、ルノー、トヨタ、現代などが国内で製造した車のヨーロッパへの大輸出国である。
同国の官報に掲載された大統領の決定によると、新プロジェクトは10月に開始され、優遇税制措置などの国の援助を受け、トルコ北西部のバーサにある自動車ハブに製造工場を設立する予定である。
5車種が4,000人以上の労働者により製造され、政府は2035年までに30,000台を購入することを保証している旨、声明は述べている。
エルドアン氏は、自動車を2021年までにトルコで完全に製造する計画を2017年11月に最初に発表した。ゲブゼの北西部で金曜日に行われる式典では、彼は試作車を運転して吊り橋を越えることになっている。
トルコの自動車イニシアティブ・グループ(TOGG)と呼ばれるコンソーシアムは、2018年半ばにアナドル・グループ、BMC、Kokグループ、携帯電話オペレーターのタークセル、テレビメーカーの ベステルの親会社であるゾール・ホールディングの5つの産業グループにより設立された。
TOGGのCEOは、ボッシュの元エグゼクティブであるガーキャン・カラカス氏で、チーフ・オペレーティング・オフィサーは元ゼネラル・モーターズ韓国のチーフ・エグゼクティブのセルジオ・ロチャ氏である。2022年に、コンパクトカー・セグメントのスポーツ・ユーティリティ・ビークルから製造を開始する予定であると、TOGGは述べた。
10月のトルコによるシリアの軍事作戦に対する国際的な非難の最中、フォルクスワーゲンは10月にトルコで自動車製造工場を建設するかどうかの最終決定を延期すると発表した。
ロイター