
長期化するサプライチェーンや物流の問題と戦っている本田技研工業は木曜日、10月の残りの期間、日本の2工場での自動車生産を、以前の計画から最大40%引き下げると発表した。
西日本にあるホンダの鈴鹿工場の 2 つのラインは 10 月に約 20% の減産を行い、東京の北にある埼玉県の組立工場では同月の生産計画を約 40%引き下げる。
同自動車メーカーは先月、10月初旬に鈴鹿工場で40%、埼玉工場で30%の減産を行うと発表していた。
ホンダは、部品入荷と物流の遅延はコロナウイルス感染拡大と半導体不足によるものとしている。減産は、SUVのヴェゼル、ミニバンのステップワゴン、コンパクトカーのシビックなどの車両生産に影響を与える。
ホンダのこの2工場での生産は、前回減産を行った後、6月には平常時の水準に戻ったが、7月に再び調整を開始した。
ホンダのライバル企業であるトヨタ自動車は半導体不足を理由に先週、10 月の生産目標を 6.3%引き下げて約 75 万台とした。
この発表は、同社が同月の生産目標を平均月間生産計画より約 10 万少ない約 80 万台に引き下げた約 1 週間後に行われた。
ロイター