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政府・日銀「強い警戒心で注視」=金融システムの監視強化―海外信用不安で会合

日本政府と日銀の当局者は、日本の金融システムへの影響を注意深く監視するために協力することを確認した. (AFP)
日本政府と日銀の当局者は、日本の金融システムへの影響を注意深く監視するために協力することを確認した. (AFP)
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17 Mar 2023 10:03:40 GMT9
17 Mar 2023 10:03:40 GMT9

財務省と金融庁、日銀は17日、国際金融資本市場に関する情報交換会合(3者会合)を財務省内で開いた。

米シリコンバレー銀行の経営破綻やスイス金融大手クレディ・スイスの経営問題などを受けて金融市場が不安定な動きとなっており、政府・日銀は連携して金融システムへの影響について監視を強めることを確認。

財務省の神田真人財務官は会合後、記者団に対し「各国当局とも連携しつつ、日本経済への影響について強い警戒心をもって注視する」と強調した。 

3者会合はこれまでも、ロシアのウクライナ侵攻や為替相場の変動などで金融市場が動揺した際に開かれてきた。

今回は急激な円安の進行を受けた昨年9月8日以来の開催で、神田氏のほか金融庁の中島淳一長官、日銀の内田真一理事らが出席した。

神田氏は会合後、「政府・日銀が切れ目なく緊密な連携を図り、対応に万全を期すことが重要だ」と指摘。

さらに、先進7カ国(G7)間で「今回の一連のことについて何度も議論している」ことを明らかにした。

岸田文雄首相は17日夜の記者会見で「日本の金融システムは総体として安定している」と説明。

その上で「さまざまなリスクがあり得ることを念頭に置き、日銀をはじめ各国の金融当局とも連携をしつつ、内外の経済、金融市場の動向、金融システムの安定性に与える影響について強い警戒心をもって注視していく」と述べた

時事通信

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