• 経済相は、サムスンが電気チップ、スクリーン、スマートフォンの製造に使用している技術を視察した

アラブニュース

ドバイ：アラブ首長国連邦（UAE）のアブドラ・ビン・トウク・アル・マリ経済相はこのほど、代表団を率いて韓国の電子企業サムスン本社を訪問した。

エミレーツ・ニュース・エージェンシー（WAM）が11日に報じたところによると、訪問中、UAE代表団はサムスンの今後の拡大と投資計画について説明を受け、UAE市場とのパートナーシップをさらに発展させる方法について協議した。

アル・マリ経済相は、サムスンが電気チップ、スクリーン、スマートフォンの製造に使用している高度なデジタル技術を視察した。

UAEの一行は、韓国の首都ソウルで開催された第8回UAE・韓国経済共同委員会に参加した。この委員会は、経済・貿易関係を強化するとともに、韓国の民間部門との協力や投資の機会を探ることを目的として設立された。

アル・マリ経済相は、UAEが技術や新経済分野に魅力的な投資環境を構築してきたと述べ、UAEが世界有数の企業数社にとって主要な貿易・投資拠点となっていると言及した。

アル・マリ経済相は、新たな経済分野への投資と拡大を刺激するためにUAEが採用した措置を強調し、それらが将来の経済の発展と持続可能な経済・社会発展の達成に関連していることを認めた。

また、同氏は、いくつかの先進的な経済法制や政策が制定されたと述べ、特に協同組合、家族経営、商取引、取引記録に関する新法が制定されたほか、主要な世界市場との関係強化を目的とした包括的経済連携プログラムが開始されたと述べた。

アル・マリ経済相は、「UAEへの韓国のFDI （海外直接投資）は成長を続けており、2021年初頭までに総額81億UAEディルハム（22億ドル）に達し、2013年初頭と比較して73%の成長となりました」と付け加えた。

「現在、韓国はUAEへの外国投資家のトップ20に入っています。韓国の投資は、保険、鉱業、金融サービス、小売、不動産、運輸、エネルギー、テクノロジーを含むいくつかの経済・貿易部門に及んでいます」

「この12か月間で、200社の韓国企業が新たにUAE市場に参入し、UAEで事業を展開する韓国企業が取得した経済ライセンスの総数は1,100件近くとなり、2022年6月の900件に比べ22％増加しました」