アル・ウラーは、有名なワールド・トラベル・アワードで中東のリーディング・カルチャー・ツーリズム・プロジェクト2023に選出され、この地域で最もエキサイティングな観光地のひとつとしての地位を確固たるものにした。
ワールド・トラベル・アワード中東ガラ・セレモニー2023は、10月15日にドバイで開催され、アル・ウラー王立委員会(RCU)のPhillip Jones最高観光責任者をはじめとするRCUの上級幹部が出席した。
今回の受賞は、地域社会に根ざした包括的かつ持続可能な開発イニシアティブを通じて、独自の文化遺産を保護・宣伝するアル・ウラーの努力の集大成である。
ワールド・トラベル・アワードは、著名な業界関係者やメディア関係者ら特別な参加者を集め、世界の旅行コミュニティが旅行セクターへの顕著な貢献を称え、表彰する場を提供した。
サウジアラビアの北西部に位置するアル・ウラーは、交通の要所、交易の交差点であり、人々がその風景に人生を刻み、足跡を残してきた歴代の文明の中心地である。アル・ウラーの最も重要な遺跡には、サウジアラビア初のユネスコ世界遺産であるナバテア人の都市ヘグラや、様々な古代言語で書かれた何百もの岩の碑文に囲まれ、最近ユネスコの世界記憶遺産にも登録されたジャバル・イクマ(Jabal Ikmah)などがある。
さらに、少なくとも12世紀から建設されはじめた900軒以上の泥レンガ造りの家々が迷路のように入り組むアル・ウラー旧市街は、世界観光機関(UNWTO)によって2022年の世界ベスト・ツーリズム・ヴィレッジのひとつに選ばれている。