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アブダビ：第1回アブダビ・エクストリーム選手権（ADXC）が、現在開催中のアブダビ・ショーダウン・ウィークの一環として20日にムバダラ・アリーナで開催される。出場するのは世界最高の格闘家たちだ。

主催者のインターナショナル・ビジョン・スポーツ・マネージメント（IVSM）は、この画期的なコンバットスポーツイベントの準備が全て完了したと発表した。

第1回ADXCでは、柔術と総合格闘技の選手たちが3分5ラウンドで対戦する。その後、この大会は2年間にわたり世界の主要都市を巡回する予定となっている。シーズンチャンピオンは累積ポイントで決まる。

UAE柔術連盟とアジア柔術連盟の会長で、IVSMの主要株主インターナショナル・ビジョン・インベストメンツの会長であるアブデル・モネイム・アル・ハシェミ氏は、「アブダビで第1回ADXCが開催され、コンバットスポーツの新時代が幕を開けるまであと数時間です」と語った。

「世界最高のファイターたちが集まるこの選手権は、コンバットスポーツの境界を超える柔術とグラップリングの包括的なグローバルプラットフォームを提供します。アブダビは既に柔術の世界的な中心地としての地位を確立していますが、このイベントはここアブダビで開催されるこのユニークな選手権を通して、レスリング、柔術、格闘技のシーンを一変させるでしょう」

「私たちの目標は、この選手権の地位をグローバルなステージに押し上げることです」と同氏は言う。「選手たちは柔術の価値と美しさを示すために人生を捧げています。だから、このスポーツが世界中に親しまれ評価され得るということを示すことが重要なのです」

第1回ADXCは戦略と実力の組み合わせを通して、柔術と総合格闘技の融合を提示する。

「15年前、柔術を取り巻く議論は始まったばかりでしたが、今日ではアブダビはこのスポーツの世界的リーダーとして、また世界最大の柔術発展拠点として台頭しています」と、アル・ハシェミ氏は語る。「この感動的な道のりは、格闘技のトップチャンピオンにユニークな機会を提供することへのアブダビの揺るぎないコミットメントを反映しています」

「アブダビは、柔術とグラップリングの偉大な選手たちのために新たな卓越したプラットフォームを用意しました。この都市が才能育成の中心地であり、柔術とグラップリングの世界のチャンピオンたちにとっての目的地であるという評判は当然のものです。それは、このスポーツに対するこの都市の献身と情熱の証です」

第1回ADXCでは、2つのメインイベントと2つのコ・メインイベントが行われる。ノーギ・メインイベントでは、階級最多サブミッション記録を持つネイマン・グレイシーが、元UFCライト級王者ベン・ヘンダーソンと対戦する。

グレイシー選手は、「小さい頃からずっと、ここに来て皆の前で戦いたいと思っていた」と語る。彼は、ブラジリアン柔術の先駆者として広く知られている、あの有名なグレイシー一族の第4世代である。

「UAE王室が柔術のためにしてきたことを見てきたし、アブダビは柔術の世界的中心地だと考えている。試合が待ちきれない。皆知っていることだが、私は全ての試合でサブミッションを目指している。だから、良いサブミッションが目標だ」

Giメインイベントでは、ブラジル人同士のイザキ・バヒエンセとグスタボ・バチスタが対戦する。ノーギのコ・メインイベントでは、アラブ世界におけるトップランクのミドル級総合格闘家であるタレック・スレイマンがUFCミドル級5位のマーヴィン・ヴェットーリと対戦する。もう一つのノーギのコ・メインイベントでは、ホベルト・サイボーグ・アブレウ対アントン・ミネンコの試合が行われる。

また、タリソン・ソアレスと対戦するUAEのザイード・アル・ハテーリをはじめ、アラブのスター選手たちも名を連ねている。

アル・ハテーリ選手は、「通常のアブダビ柔術プロ（AJP）大会とはルールが違うので、このイベントのために一生懸命準備した」と語る。「この第1回大会に参加できることは光栄だし楽しみだ。UAEでUAEのために良い試合を見せたいと思っている」