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アブダビ：アブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権の7日目、マスターズ大会が終了し、コマンドーグループが優勝、同じくUAEを拠点とするクラブであるAFNTが2位、カザフスタン代表チームが3位となった。

アブダビ皇太子でアブダビ執行評議会議長のシェイク・ハーリド・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下による後援のもとで開催されている同選手権の第15回大会は、ザーイド・スポーツ・シティのムバダラ・アリーナで11月10日まで続く。

UAE柔術連盟の副会長であり、大会組織委員会の委員長を務めるモハメド・サレム・アル・ダヘリ氏は次のように語る。 「選手権が始まって7日目、この大会は全ての国際代表団、クラブやアカデミーの代表、そして選手たちから賞賛を集めています」

「最高の国際基準に従ってよく組織された大会を目の当たりにした選手たちは、忘れられない思い出を自国に持ち帰るでしょう。これらの称賛は私たちにとって、今後の大会で卓越性と革新性を追求し続けるモチベーションとなります」

アル・ダヘリ氏は、大会の最後の3日間のプロフェッショナル大会では、特に様々な階級や帯の世界チャンピオンが何人か参加することから、観客の増加が予想されると指摘した。

経済開発省のラシェド・アブドゥル・カリム・アル・バルーシ次官は、この大会の雰囲気と、年々成長を続けていることを強調する。

同次官は次のように語る。「このような質の高い大会を開催し、最高の組織基準を維持しながら数千人の選手を受け入れることができるのは素晴らしいことです。この競技環境の一端を担えることに感激しています」

「この大会で最も印象的だったのは、家族連れが大勢訪れ、ここの活気ある雰囲気を楽しんでいたことです。この選手権は、人々が集い、つながり、文化を交換する絶好の機会を提供しています」

スペインから来たCFCチームのコーチであるカルロス・カルデロン氏は次のように話す。「私はUAEに住んでいたことがあります。アル・アインで6年間コーチをしていたのです。この国が大好きです」

「私の兄弟、生徒、友人たちは、アブダビで開催されるこの選手権に参加するためにいつもここに来ています。私たちは柔術の世界的中心地であるこの都市のことを、世界の柔術コミュニティーが集まる最高の場所だと考えています」

「私たちのチームには15人の選手がいますが、そのうち6人がマスターズ大会に出場しています。この選手権は、組織レベルでの多くの驚きと目覚ましい発展で、毎回私たちを驚かせてくれます」

ブラジルのウーゴ・シオミ選手（AFNT）は、男子Gi/黒帯/マスター2/69kg級で金メダルを獲得し、次のように語った。 「毎年、アブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権は私にとって優先事項となっています。この大会のためにかなり前からトレーニングを始めました」

「この大会がシームレスに組織されていることを本当に気に入っています。他の選手たちもきっと同じ意見でしょう。そして、ここの観客はとても素晴らしく、励みになります」