

ドバイ:ドバイを拠点とするサンドイッチ・デリ店のラスカルズは、サンリオとコラボして、ハローキティをテーマにしたメニューとグッズを1月31日まで販売する。
サウジアラビア及びレバノン出身のデザイナー、タラル・ヒザミ氏が、タレク・ルーミー氏とラメズ・ミハイル氏と共に設立したこのレストランは、美的に優れた斬新なサンドイッチにより、さまざまなソーシャルメディア上で人気を集めている。
「ハローキティとのコラボの可能性を知った時には、間違いないと思いました。ハローキティのキャラクターとストーリーはとても相性が良く、両ブランドの間には強い相乗効果が生まれるだろうと思いました」と創業者達はアラブニュース・ジャパンに語った。
「ネットで流行ったことで、当社ブランドは多くの人に知られようになりました。それが中東のハローキティのライセンシーの目に留まり、そこから会話が始まったのです」と続けて語った。
同レストランは、ドバイの文化と音楽を祝う年に一度のフェスティバル、SoleDXBの期間中にハローキティのポップアップを紹介し、大成功を収めた。「朝から夕方までSoleに行列ができているのを見たのは初めてです」とヒザミ氏は語った。「ハローキティのファンが大勢来てくれました」
ハローキティのメニューは、全て特別パッケージ付きだ。現在一番人気のメニューは、ハローキティをテーマにしたカップが付いた特製ストロベリー抹茶である。
創業者達によると、プルチキン・パンやラズベリー・チーズケーキ・シュークリームもおススメだという。
パシフィズムという自分のアパレルブランドを持つヒザミ氏は、ラスカルズのためにハローキティの特別コレクションもデザインした。その中には、愛されるキャラクターのハローキティがデリの労働者としてTシャツ、パーカー、帽子などを身に付けたものもある。
コラボレーション商品は、ドバイのワスル・スクエア店でのみ販売されている。同店は月曜日以外は毎日営業しており、営業時間は午前10時30分から午後10時30分までである。創業者達はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、アブダビにも進出する予定だと語った。
「近いうちに、他のGCC諸国でも開催したいと考えており、現在取り組み中です。この取り組みに対する支持は、非常に強いです」と明かした。
同レストランは、今後もサンリオとのコラボをしていくつもりだ。「サンリオとのコラボレーションは、これで終わりではありません。当社は、もっといろいろな大きな計画をしています」とアラブニュース・ジャパンに対して語った。
ハローキティはキャラクターの誕生50周年を記念して、カシオの時計やユニクロとの特別コレクションなど、複数ブランドとの様々なコラボレーションが発表されている。