



リヤド:リオネル・メッシと彼が所属するインテル・マイアミのチームメイトが、リヤド・シーズンカップでのアル・ナスル、アル・ヒラルとの対戦を前に、サウジアラビアに到着した。
メジャーリーグサッカーの同チームがリヤドに到着した画像は、26日の早朝にソーシャルメディアに投稿された。クラブがシェアした短編動画のなかで、選手たちはキング・ハーリド国際空港で花束とアラブコーヒーの歓迎を受けた。
マイアミは29日にアル・ヒラルと、2月1日にアル・ナスルと対戦する。長年のライバルであるメッシとクリスティアーノ・ロナウドが激突する後者の試合は「ラスト・ダンス」と称される。
昨年6月にチームに加入したメッシは、サッカー史上もっとも多くの賞を獲得した選手のひとりだ。2022年のワールドカップではアルゼンチン代表を率いて優勝に導き、最近も代表通算100ゴール、生涯通算800ゴールを挙げた。
インテル・マイアミは、メジャーリーグサッカー開幕戦である2月21日のソルトレイクシティとの試合を前に、プレシーズンツアーとして世界各地を訪れている。
1月19日、アル・ナスルの医療スタッフは、ふくらはぎの負傷によりロナウドが2週間にわたり戦線離脱すると述べた。チームは中国で予定されていた2試合を延期した。
「サッカーでは時に自分ではコントロールできないことが起こります。僕は23年もプレーしてきたので、よく知っています」と、ロナウドは述べ、「残念ながら、僕は今問題を抱えています」と補足した。
ロナウドが2022年にアル・ナスルに加入したあと、欧州トップリーグから複数の大物選手がサウジ・プロリーグへの移籍を果たした。
サウジアラビアのスポーツ当局は、サウジ・プロリーグを世界屈指のリーグへと成長させることを目指しており、そのために潤沢な資金を拠出している。
だが、ポルトガルのスター選手であるロナウドは、サウジ・プロリーグのレベルはすでにフランスのリーグ・アンを超えていると語る。
「現時点で僕たちはフランスリーグより上です」と、ロナウドは先週ドバイで開催されたグローブ・サッカー・アウォードで観客に語り、しかしまだ改善の余地はあると述べた。
インテル・マイアミは来週アル・ナスルおよびアル・ヒラルと対戦する。