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ゲーム小売のゲームストップ、四半期売上高が急減し低迷

ゲームストップの時価総額は、市場前の損失がこのまま続けば9億ドル以上を失うことになる。(AFP)。
ゲームストップの時価総額は、市場前の損失がこのまま続けば9億ドル以上を失うことになる。(AFP)。
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27 Mar 2024 09:03:46 GMT9
27 Mar 2024 09:03:46 GMT9

ゲームストップの株価は18%以上下落した。消費支出の鈍化とeコマース企業との競争激化を背景に、実店舗型のビデオゲーム小売業者が第4四半期の売上高減少を報告したためだ。

テキサス州グレープバインに本社を置く同社はまた、火曜深夜に従業員を不特定多数削減したと発表した。景気の先行き不透明感が裁量支出に打撃を与える中、日本のソニーやエレクトロニック・アーツと並んでコスト削減を目指している。

ゲームストップの時価総額は、市場前の損失がこのまま続けば9億ドル以上を失うことになる。

火曜日の時点で、ゲームストップの株価は今年に入ってから12%近く下落している。小売とeコマースの環境は、かつてアメリカのショッピングモールの主役であった同社にとって、依然として激しい競争下にある。

同社の店舗数は、昨年1月の4,413店に対し、2月3日現在4,169店となっている。

ゲームストップは、ウォール街のいわゆるミーム銘柄の先駆者としてもてはやされた。同銘柄の株価は2021年の数ヶ月間で100倍にも上昇したが、これは主にレディットのコミュニティフォーラム「WallStreetBets」を通じてつながった個人バイヤーの人気によるものだった。

「ドナルド・トランプのメディア企業が株価を大きく上げたことで、ミーム株ブームが復活するやいなや、ミームの先駆者が顔面から転げ落ちたのはいささか皮肉だ」とAJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は語った。

トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループの株価は、ナスダック市場で鮮烈なデビューを飾った翌日、水曜日の市場前取引で14%以上上昇した。

モールド氏は、取引に関する詳細なコメントがないことと、同社が決算後の電話会議を開催しないことを決定したことは、”経営陣が岩の下に隠れている “ことを意味すると付け加えた。

ゲームストップが4四半期ぶりに出した調整後の1株当たり利益も、投資家の気分を盛り上げるには至らなかった。同社の2月3日に終了した第4四半期の調整後1株当たり利益は、第3四半期は収支均衡だったものの、22セントだった。

ロイター

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