

東京:日本の眼鏡会社JINSは水曜日、手を使わずに頭の小さな動きでデジタル機器を直感的に操作できるメガネ「JINS ASSIST」の発売を発表した。
この機能は、JINS ASSISTデバイスをメガネに装着し、コンピューターに接続することで実現する。大きな動作を必要としないため、疲れにくい。
基本的なマウス操作に加え、補助ソフトの拡張機能によりショートカットキーやスクロールなど様々な操作が可能。
JINSによると、障がいのある人やその家族から、マウス操作やデジタル機器の操作を補助し、コミュニケーションを円滑にしたいという要望が寄せられていたという。JINSによると、このデバイスは「デジタルデバイド(情報格差)」の解消に役立ち、非技術者や障害者がデジタル機器を簡単に操作できるようになるという。
重さ9グラムのケーブルと重さ4グラムのハードウェアからなる有線デバイスは、WindowsやmacOSなどのソフトウェアに対応しており、JINS製以外のメガネでも使用できる。
JINSでは、障がい者も参加した公開テストを実施し、その都度フィードバックをもとに改良を加えてきた。4年間の開発期間中、3回ほどゼロから作り直し、コードサイズは開発当初の20倍になった。