


ダイアナ・ファラハ ドバイ
日本のスキンケアブランドHACCIが初めて中東に進出した。同ブランド広報担当によればHACCIは「中東プロジェクト」に3年間取り組んできたというが、その第1号旗艦店が2月にドバイでオープンした。
HACCIの基本理念はラグジュアリー感と品質への拘りだ。中東地域もラグジュアリーという感覚をもつ土地柄であることから、この地域への進出を決定したのだと担当者は述べた。
「中東から日本を訪れた多くのお客様から当社ブランドへの肯定的なコメントをいただいており、また中東の企業からも多くの業務提携のお申し込みを受けています」と彼らは述べた。
HACCIを進出させるにあたり同スキンケアブランドは、アラブ首長国連邦、特にドバイに目をつけていた。ドバイは多くの国際ブランドが集まる都市だったからだ。
同ブランドは、1992年創業の100年以上の歴史をもつ日本の養蜂園が基になっているため、スキンケア製品ははちみつをベースにしたものだとHACCI広報担当は言う。
「HACCIは養蜂園を持つ唯一のコスメブランドであり、はちみつに優れた美容効果があるとの認識を高めて『美容のためのハチミツ』というトレンドを生み出したパイオニアです」と彼らは述べた。「発売するどの製品についても品質だけでなく、デザインや触感にも誇りをもっています」
お客が店舗に入ると「ビューティーサロンのよう」だと感じてもらえるのだと彼らは付け加えた。
HACCIで最もよく売れている高級製品のひとつは、リッチで密な非常に細かい泡が立つフェースウォッシュの『ハニー・フェースソープ』で、「柔らかく滑らかで潤いのある」肌になる。
HACCIは2004年に設立した。多くの日本人が既にはちみつが肌に及ぼす効用に気づいていた頃だ。
「私たちはお客様に内も外も美しくなっていただきたいのです」と担当者は述べた。
HACCIは、すべての人々の体験を良いものにすべくこの先何年も何世代も存続することを目指すブランドだ。
「何が売れるかという話ではなく、120%の努力を傾けて時代にマッチするものを生産していくということです。私たちは、この先何年も存続してお客様から愛されるような、そしてHACCIに出会うすべての方々を幸せにできるようなブランドでありたいと願っています」と彼らは述べた。