
鈴鹿(日本):レッドブルでのデビュー戦となった角田裕毅は、土曜日の予選で15位と振るわず、母国でのグランプリで1つ前のドライバーに遅れをとったことに「少し悔しさを感じている」と語った。
角田は、今シーズン2戦目でリアム・ローソンに代わってチームに招集されて以来、レッドブルでの初めての予選セッションでQ2で敗退した。
今週のプラクティスでは有望な走りを見せていた角田だが、「今日はうまくまとめられず、残念だ」と語った。
「今日はフラストレーションが溜まる結果となった」と角田は語った。
「ウォームアップでは、最終ラップで思うような走りができなかった。特に最初のセクターで散々だった」
「まだ学んでいる最中だが、ウォームアップはうまくいったと思っていたし、多少の妥協はあり得ると思っていたが、ペナルティはかなり大きかった」
先週、角田はレッドブルの姉妹チームであるRBから昇格した。一方、ニュージーランド人のローソンは、昨年まで所属していたチームに戻ることになった。
角田は、残念な結果にもかかわらず、「今はマシンに対する自信が感じられる」と語った。
「ポジティブな面は、マシンをよく理解できるようになってきたことだ」と彼は述べた。
「FP1とFP3は感触が良く、今日は良いスタートを切ることができた。ただ、最後のラップだけだった」
レッドブルはドライバー交代の対応について、一部で批判されている。
レッドブルの4度世界チャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンは、この決定を批判するソーシャルメディアの投稿を支持したことで、その不満を表明した。
レッドブルの代表であるクリスチャン・ホーナーは、予選結果から日曜日に復活することを角田に期待している。
「ユキにとっては残念な結果だった。第1セクターでコンマ数秒を失ったことが、Q3進出のチャンスを逃す原因となった」とホーナーは語った。
「彼は落ち着いており、その瞬間までずっと週末を通して好調だった。明日はそこからうまくレースを進めてくれるだろう」
AFP