
パリ:日本のティーンのセンセーション、宮崎智香は火曜日、バドミントンの世界選手権で初優勝を飾ったが、パリでは緊張と「悪い癖」に負けそうになったことを認めた。
19歳の宮崎は、日本におけるバドミントンの将来の顔として期待されているが、すでに世界ランキングのトップ10に入っており、3年前にスペインで開催されたジュニア世界選手権で優勝している。
そのような期待は、経験豊富な選手でさえも重くのしかかるものだが、第8シードの宮崎は緊張を感じながらも、1回戦でトルコのネスリハン・アリンに2-1で逆転勝利を収めた。
「最初のゲームでは、コントロールがうまくいかず、苦戦している感じでした」と宮崎は記者団に語った。
「相手が大きくて、ショットのコントロールが難しかったので、少し無理をしてしまいました。スムーズに動けなかったり、考えがまとまらなかったり、本当にタフな(第1)ゲームだった。
「決着戦では)リードを奪ったけど、その後追いつかれてしまい、踏ん張ろうと心臓がバクバクするのを感じたよ」。
大阪出身の彼女は、パリのコートに立つ前に、この出来事と最近の調子が頭に浮かんだことを明かした。
「世界選手権だからといって、特別に緊張していたとは思わないけど、最近の試合で不安や葛藤を感じたわ」と彼女は説明した。
「最近の私の悪い癖は、プレーがうまくいっていないときに物事を忘れてしまうことなので、同じミスやエラーを繰り返したくないんです。今日は、第2ゲームを取り返すために、きちんとギアを入れ替えたわ」。
宮崎は、この火曜日の戦いの勝利が、トーナメントを前にして大きな収穫になったと付け加えた:「今日の初戦で勝てたことで、不安は少し解消されたと思います。
今日を振り返って、明日(水曜日)は切り替えて、ポジティブな気持ちでプレーできたらいいと思います」。
「いいプレーができたときもあれば、そうでないときもあった。だから、今日は勝ったとはいえ、まだ自信を持てるほどいいプレーはできなかった。
宮崎は、この世界選手権を一戦一戦大切に戦っていくつもりだと語った。
「具体的な目標はないんです」と、週明けのメダルを視野に入れているかどうかについては語った。
「でも、1日1試合という中で、1試合1試合に全力を尽くし、ベストを尽くそうと強く思っています」。
AFP