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バーガーキングさん、ちょっとよけてください、フライドポテト・サンドイッチを発案したのはマラク・アルバタータです

ベイルート(レバノン)のハムラ界隈のハムラ・メインストリートに位置する飲食店「マラク・アルバタータ」(フライ王)の自慢は、店名にちなんで名付けられたベストセラーの「バタータ・サンドイッチ」だ。(アラブニュース)
ベイルート(レバノン)のハムラ界隈のハムラ・メインストリートに位置する飲食店「マラク・アルバタータ」(フライ王)の自慢は、店名にちなんで名付けられたベストセラーの「バタータ・サンドイッチ」だ。(アラブニュース)
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31 Oct 2020 02:10:56 GMT9
31 Oct 2020 02:10:56 GMT9

アラブニュース・ジャパン

世界第2位のハンバーガー・チェーンであるバーガーキングが、先週日本で発表があった最新メニューの「フェイク・バーガー」の内容を公表した。

新たに出現したこの「フェイク・バーガー」はハンバーガーではないが、その代わり、フライドポテトを挟んだサンドイッチになっている。この新作は、実は中東では数十年前から売られていたものだ。

そのコンセプトはバーガーキングと日本にとっては目新しいものだが、パテのないサンドイッチは新しくはない。フライドポテト・サンドイッチは長年、アラブ諸国では「サンドイッチ・バタータ」(フライドポテト・サンドイッチ)と呼ばれ、親しまれてきたものである。

(アラブニュース)

ベイルートのハムラ界隈のハムラ・メインストリートに位置する飲食店「マラク・アルバタータ」(フライ王)の自慢は、店名にちなんで名付けられたベストセラーの「バタータ・サンドイッチ」だ。3,000レバノン・ポンド(2ドル)弱の料金を支払えば、大きくてこんがり焼けたポテトフライたっぷりのサンドイッチを味わうことができる上に、典型的なデリカテッセン・スタイルのカウンターのガラス越しに、シェフが調理する様子も見物できる。

(アラブニュース)

このサンドイッチ・バタータは、シャキシャキしたコールスローが詰まったピタパン、甘いケチャップ、それにサクサクした金色のフライドポテトで構成しており、それをこんがりと焼いてから提供している。一つ一つの食材がうまく調和して、その単なる総和以上にサンドイッチの全体としておいしさを醸すという、理想的な例となっている。


(アラブニュース)

これと比較すると、新参の「フェイク・バーガー」の価格は290円(2.78ドル)であり、フライドポテトがミートソースとマヨネーズとともにパンに詰め込まれているという内容だ。

 (バーガーキング)

バーガーキングは2月に、フライドポテト・サンドイッチをニュージーランドで発売する可能性があると発表。その直後、アラブの人々は世界に対し、ソーシャルメディアを通して即座に「サンドイッチ・バタータ」を告知し、そのおいしい食べ物について「こちらの方が先だ」と主張した。

バーガーキングがニュージーランドでフライドポテト・バーガーを発売する可能性について伝えるニュースが広まった時、アラブの人々はソーシャルメディアに一斉に飛びつき、自分たちが愛してやまないバタータ・サンドイッチを擁護したのだった。

「彼らはバタータ・サンドイッチのアイデアを横取りした」。アメリカ・アラブ反差別委員会の法律・政策担当ディレクターであるアベド・アヨウブさんは、ツイッターでこう発言した。

「このサンドイッチの本当の王は、マラク・アルタウクとマラク・アルバタータだけである。あなたたちは皆、詐欺師だ」。イブン・バトウタ・ジュニアさんはこうツイートした。

「『バタータ・サンドイッチ』という別の名で知られている人気のサンドイッチが、レバノンでは1943年の独立前から存在しているよ」

「自分が流行を先取りする人間になったように感じる。なぜなら、レバノンの人々は、サンドイッチ・バタータを1914年ごろからずっと食べてきたから」。別のツイッター・ユーザー、バテンジーンさんはこのように発言した。

アラブ人は、自分たちがこの発明品の発案者だと主張するかもしれない。バーガーキングは、後から思いついたのだと。しかし、似たようなサンドイッチを発案したと主張する人々は、彼らだけではないのだ。

英国の類似バージョンの名は、チップ・バティという。南アフリカのバージョンは、チップ・ロールと呼ばれている。この両方とも、バターを塗った白いパンまたはロールパンにチップス(フライドポテト)を載せた食べ物。これにブラウンソース、ケチャップ、マヨネーズ、モルトビネガーなどの調味料を加えることも多い。

「バーガーキング・ジャパンは、チップ・バティを“発見”したのだ」。アメリカのテクノロジーニュース・ウェブサイトの「ヴァージ」のアジア担当エディター、サム・バイフォードさんは、こうツイートした。

 

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