
ドバイ:UAEでスポーツとしての柔術を統括している機関であるUAE柔術連盟(UAEJJF)は、世界の柔術界で最大かつ最も名誉あるアブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権(ADWPJJC)の第12回大会を、4月6~9日にUAEの首都にある柔術アリーナで開催することを発表した。
アブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権(ADWPJJC)の今年の大会は、現在のコロナウイルス対策制限下で開催される。UAEJJFは、この地域で競技スポーツを再び開催する道を開き、一連の訓練キャンプや、国内外のファイターたちが参加する競技会を成功裏に開催した、初めてのスポーツ団体の1つだった。
UAEJJF副会長でADWPJJC組織委員会会長のモハメッド・セーラム・アルダヘリは、アブダビ首長国と連盟は、携わるすべての人の安全に対する最高の注意を持ってこの重要なトーナメントを開催することに、自信を持っていると述べた。
「私たちは世界中の柔術コミュニティから圧倒的な関心を受けてきた。ADWPJJCの最新大会を協力して開催することは、世界の柔術の首都としてのアブダビの地位への貢献と、私たちが回復への道を着実に進んでいることを示すための、新たな標識となる」と、彼は付け加えた。
観客に公開されるトーナメントは、18才以下のジュニア選手がマットに登場する4月6日からスタートする。
翌日はマスターズ選手による競技が行われ、プロフェッショナルカテゴリーで競い合うファイターたちは4月8~9日に登場する。
UAEで最も多くの勲章を受ける柔術家の一人、ファイサル・アルケトビは、長い間国際大会が開催されてこなかった後で行われる今回のグランド・トーナメントへの参加を、楽しみにしていると述べた。
「世界トップクラスの柔術ファイターたちをアブダビに迎え、何人かの世界クラスのアスリートと向かい合うことができるこの大会は、素晴らしいものになるだろう」と、彼は付け加えた。
「ADWPJJCのために抜け目なく準備をしてきた。世界最高クラスの選手に対して自分を試すための巨大なプラットフォームを私たちアスリートに提供する、このトーナメントの開催をUAEJJFが決定してくれて、嬉しく思う」