
東京: マスターズ優勝者の松山秀樹も夏の五輪開催に懸念を表明した日本の著名人の一人となり、ウイルス拡散が起きている状況で五輪を開催することには「複雑な気持ち」だと述べた。
松山のコメントの前には、パンデミックで延期された東京五輪を開催することに「確信がもてない」とテニスのスター選手である大坂なおみが発言し、また同じくテニス選手の錦織圭も五輪開催について議論するべきと促している。
AT&Tバイロン・ネルソンを前に会見に出席した松山は、「金メダルを目指したい」と述べながらも複雑な心境であることを認めた。
「何と言っていいかわからない。もし無事に開催されるなら、金メダルを目指したい。でも日本では感染者数が増えて大変な状況にあります」と松山は発言した。
「一部の人にとっては4年に一度のことです…僕はその人たちが五輪に出られたらいいと思いますが、日本の今の状況を考えると、複雑な気持ちです」
五輪組織委員会は開催可能と主張しており、アスリートと日本国民の安全を保証すると組織委が言うルールブックを発行した。
AFP