
ローマ:セリエA優勝のインテルミラノとイタリア・カップ優勝のユベントスが対戦する来季のイタリア・スーパーカップは、再びサウジアラビアで開催されるとセリエAが24日発表した。
「次回のスーパーカップは、契約に規定されている通り、サッカーファンが見守る中、サウジアラビアで開催されます」とセリエAのパオロ・ダルピノ会長はイタリアのラジオに語った。
2017-18年シーズンのスーパーカップは2019年1月にジェッダで開催され、次のシーズンも2019年12月にリヤドで行われたが、今シーズンはイタリアのレッジョ・エミリアで開催されていた。
サウジアラビアでの2度の開催については、人権と女性の権利の問題を理由にイタリアで抗議の対象となっていた。
「この契約は、私がまだ会長ではなかった2、3年前に結ばれたものです」とダルピノ会長は語った。
「私たち(セリエA)とサウジアラビアのサッカー連盟とは緊密な協力関係にあり、女子サッカーについても話し合っておりますし、何度も会合を持ちまして、まさに人権を尊重したより開放的な方向へと進もうとしているところなのです」とダルピノ会長は説明し、「この話題についてこれ以上踏み込む」ことは控えたい、と話した。
イタリアのメディアの報道によると、スーパーカップの開催日はまだ決定していないが、2022年1月の開催が有力視されているとのことである。
AFP