



アラブニュース・ジャパン
日本国際協力機構(JICA)は、カランティナにあるベイルート政府病院を支援しており、7月30日に開催された式典で医療用具を提供した。
駐レバノン日本国大使の大久保武氏とJICAの宮原千絵所長が式辞を述べた。
شاركت بكل سرور اصدقائي 🇱🇧لحظه احتفالهم بانجاز مشروع جايكا في مستشفى الكرنتينا، حيث ساهموا في تزويد معدات ومستلزمات طبيه الاكثر احتياجًا. شكر خاص الى ليباجايكا لنجاحهم في تنفيذ المشروع. أن مأساه اللبنانيين من جراء أنفجار المرفأ ستظل دائما في افكارنا!@ODA_mofa_japan pic.twitter.com/nr86w8YWSi
— Takeshi Okubo (@TakeshiOkubo3) July 30, 2021
「LEBA-JICA(レバジャイカ)のジャウダット・アブー・ジャウド医師、カマル・モクダッド氏、カランティナ公立病院のユーセフ・カイロウズ医師、公衆衛生省のミシェル・クフォーリ氏による多大なご尽力のお陰で、医療用具とトレーニングを提供するという当初の計画が実現しました」と宮原氏は述べた。
同プロジェクトでは、17万5000ドル分の必須医療用具を提供するとともに、病院スタッフを対象としたワークショップも開催される。
今回提供された医療用具には、フェイスマスク、ゴーグル、検査機器、血液バンクシステム、個人防護用具セットなどが含まれている。
「この3日間のワークショップで、皆さんもこれらの用具に慣れ、信頼のおける医療サービスを必要としている人々を助けるために、日々の勤務で自信を持って使えるようになったのではないでしょうか」と宮原氏は述べた。
宮原氏は、痛ましいベイルート港爆発事故から1年が経ったことに触れ、患者のために日夜努力している医療従事者たちの健闘を称えた。
イベントには、ベイルートの政府系大学病院であるカランティナ病院のミシェル・マタル理事長や、LEBA-JICAの財務担当で元会長のカマル・モクダッド氏が出席した。
他には、政府系病院監視部門長のムハンマド・ジャラ氏、公衆衛生省医療専門部門長のアントワーヌ・ロマノス氏も出席した。