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真鍋さん「大きな驚き」=好奇心の大切さ訴え―妻信子さんに感謝・ノーベル物理学賞

妻信子さん(80)について質問が及ぶと、車の運転に関するエピソードを披露 (AFP)
妻信子さん(80)について質問が及ぶと、車の運転に関するエピソードを披露 (AFP)
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06 Oct 2021 03:10:12 GMT9
06 Oct 2021 03:10:12 GMT9

プリンストン(米ニュージャージー州)時事: 地球温暖化などの予測に貢献する気候モデルを確立し、2021年のノーベル物理学賞に選ばれた米プリンストン大の真鍋淑郎上席研究員(90)が5日、同大で記者会見に臨み、「ビッグサプライズ(大きな驚き)」と英語で喜びを語った。

最近になって歴代のノーベル賞受賞者一覧を見る機会があり、「彼らの極めて優れた功績に比べて『自分の仕事なんて』」と思っていたところ、吉報が届いたという。

現在、世界は干ばつや洪水など「気候変動という深刻な危機」に見舞われていると指摘。受賞について「われわれの(直面する)問題が一体何なのかをより良く理解するために、少しは貢献したと評価されたのではないか」と語った。

「このような成功を収めるとは想像もしなかった」と研究を始めた頃を振り返り、「ただ自分の好奇心から研究した」と強調した。質疑応答で学生からアドバイスを求められると、「何が得意かを見つけること、好奇心を持って研究を進めることが重要だ」と背中を押した。

妻信子さん(80)について質問が及ぶと、車の運転に関するエピソードを披露。考え事を始めると道路標識が目に入らなくなり危険なため、信子さんに運転を頼んだことで「100%の注意を研究に注ぎ込むことができた」と笑顔を見せた。

和食や中華といった手料理を毎日楽しみ、子育てで心配することなく研究に集中できたという。会場で会見を見守っていた信子さんに「ありがとう」と感謝を伝えると、大きな拍手が起こった。

真鍋さんは日本の現状について「以前に比べて好奇心からの研究が少なくなっている」と警鐘を鳴らし、教育や研究環境の改善を訴えた。米国と比べて科学界と政治家の関係が希薄だとし、両者の間で活発な対話を求めた。 

時事通信

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