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日本の自動販売機の利便性

日本の自動販売機の設置密度は世界一だ。全国に400万台あり、30人に1台ある計算になる。
日本の自動販売機の設置密度は世界一だ。全国に400万台あり、30人に1台ある計算になる。
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21 Jul 2022 05:07:15 GMT9
21 Jul 2022 05:07:15 GMT9

ナダル・サモーリ

大阪:自動販売機は日本文化の大きな部分を占めており、都会や田舎の駅、公園、寺院など、国内のいたる所で日常的に見かけるものとなっている。

日本の自動販売機の設置密度は世界一だ。全国に400万台あり、30人に1台ある計算になる。ほぼ全てが完璧に機能し、綺麗で、スピーディーで、よくメンテナンスされている。

自動販売機は非常に幅広い商品を提供しており、それらは継続的にローテーションされている。冷たい飲み物、温かい飲み物からタバコ、使い捨てカメラ、袋入りの米、インスタント麺、温かいチキンナゲットなどの調理済み食品まである。

大阪のコウヘイさんはこう語る。「自動販売機は全国に設置されており電子マネーに対応しているので、多くの面白い販売戦略やキャンペーンが可能になります。自動販売機のビジネス戦略は日本人が想像する以上に進化し続けています」

日本の自動販売機の利便性は本当に優れている。忙しい世の中では、都市部ならほぼどこでも歩いてすぐの所に自動販売機があるのは助かる。感動的なことに、急な坂道に自動販売機が不規則な形のブロックの土台上にバランスよく設置されていることもある。

日本にはなぜこんなに自動販売機が多いのかと不思議に思うかもしれない。

日本の仕事文化は厳しいため、利便性が優先される。自動販売機がいたる所にあるので、外出先でドリンクやスナックを買いたい時に待たずに済み、時間の節約になるのだ。

また、非対面式が普及しているこの国では、自販機の設置は多くの人にとってサイドビジネスとして間接的・受動的にお金を稼ぐ方法でもある。

もう一つの理由として、日本の出生率低下と高齢化による労働力不足と高賃金が挙げられる。それによって、ロボットや自動化が相対的に好まれ、人間の労働より機械への依存度が高くなるのだ。

自動販売機は、待っている客の気を逸らす手段にもなり得る。「中古タイヤ市場」は日本の相模原で中古タイヤを販売する会社だ。同社の社長は、タイヤ交換を待っている客が休憩できるように、自動販売機を49台導入した。すぐに食べられるラーメンやうどん(どちらも日本で一般的な麺料理)を出す自動販売機もある。

日本の自動販売機は、レストランで支払い処理を自動化する方法としても使用されている。飲食店の入り口の中や外に券売機が設置されているのはごく普通の光景だ。客が食べたい食事を選んで現金かチャージ式(IC)カードで支払うと、券売機から券が出てくる。これによってスタッフが支払いに対応せずに済み、調理に集中できるようになる。

日本の大半で進んでいる自動化とは対極的なものとして、みかんや弁当のような商品をいくつか販売する無人の露店を道端に見かけることがある。商品の隣には入れ物が置いてあり、客がきちんとお金を払うことが全面的に信用されている。

中東では、人的資源が自動販売機代わりだ。若者文化が盛んな地域では、自動販売機が仕事をする必要性は低い。スタートアップ創造、アイデアやビジネス訓練のハブ、投資機会のための強力な基盤を作ることが、若者を一種の生産的行動へと刺激し方向づける方法になるかもしれない。

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