アラブニュース・ジャパン
ドバイ: スペイン人レースドライバーのアレックス・パロウが9月23日、ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで行われた2022年NTT・インディカー・シリーズで優勝。同シリーズは北米のフォーミュラーレーシングカーの最高峰。
ホンダエンジン車に乗るパロウが11位からスタートした今レースはエキサイティングな展開となった。トップに躍り出たパロウは95周で行われるレース後半のあいだポジションを維持し、最終的に30秒もの大差をつけて優勝した。
パロウはレース後にこうコメントを残している。「今日は素晴らしい日になったよ。ものすごくタフなコンディションになることは分かっていたけど、ウォームアップの感触がとても良かったからレースが楽しみだった。ピットストップやストラテジー、それにエンジンやタイヤとか、レース中はすべてのことがとてもスムーズにいったね。ホンダエンジンからは本当に良い燃費が引き出せていて、今日は3ストップでいけたのがレースを少し楽にしてくれたよ。今シーズンを良い形で終えられたから、オフを早く切り上げて、すぐにでも来季のスタートを切りたいくらいだね
パロウの優勝だけでなく、5位に入りルーキー・オブ・ザ・イヤーの栄誉を手にした21歳のクリスチャン・ルンガーにも注目すべきだろう。ルンガーは欧州のレースで3つのメジャータイトルを獲得しているデンマーク人モータスポーツレーサー。
パロウの勝利により、ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで行われたインディカー・シリーズではホンダのドライバーが3連続優勝となった。