
プロボクシングの世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は13日、東京・有明アリーナで行われ、3団体王者の井上尚弥(大橋)が、世界ボクシング機構(WBO)王者のポール・バトラー(英国)を11回1分9秒、TKOで下し、日本選手初の世界主要4団体統一チャンピオンとなった。4団体全てが世界的に認められた2004年以降9人目で、同級では初めて。
各王座の防衛回数は、世界ボクシング協会(WBA)が8度、国際ボクシング連盟(IBF)が6度、世界ボクシング評議会(WBC)は初。4団体のベルトをKO勝ちで1本ずつ手にした初めての例となった。
戦績は井上尚哉が24戦全勝(21KO)。バトラーは34勝(15KO)3敗。
時事通信