• 40カ国以上から200名のライダーが第4回馬術大会で競う

アラブニュース

アル・ウラー：アル・ウラー王立委員会（RCU）は、サウジアラビア馬術連盟および国際馬術連盟と協力し、「二聖モスクの守護者（カストディアン・オブ・ザ・ツーホーリーモスク）エンデュランスカップ2023」に世界最高のエンデュランスライダー200人を迎える予定である。

第4回目となるこの120kmの耐久レースは、3月４日に古い歴史を持つ砂漠の都市で開催される。

アル・ウラーの年中行事の中でも主要なスポーツイベントの一つである2023年大会のルートは、この地の広大な風景と古い歴史を紹介することになる。40カ国以上の耐久レースライダーが参加登録をしており、このイベントのグローバルな性格を際立たせている。

2022年大会の優勝者であるウルグアイのフェデリコ・ファーバーは王座防衛のために再び参加し、同輩のアンドレス・リベロは昨年準優勝した後、さらに上を目指すだろう。

3位に入賞したフランスの女性、マルゴ・シャゼルは、同胞のカミーユ・クーロンとともに、世界のトップライダーを集めた全出場者の中でも、強力な女性ライダーの代表として活躍することになるだろう。

RCUのチーフ・ツーリズム・オフィサーであるフィリップ・ジョーンズ氏は、次のように述べている。「二聖モスクの守護者エンデュランスカップは、アル・ウラーの年中行事の中でも最も定評のあるイベントの1つであり、アル・ウラーは世界レベルの出場者と名声のあるイベントに完璧な環境を提供していると信じています。馬術は、この地域で長い歴史ある伝統があり、このイベントは、その伝統から現代への繋がりに欠かせないものです」

また、この大会は、地元コミュニティの発展と参加のための重要な機会となる。

地元を拠点とする4名のライダーが、アル・ウラーの公式ユニフォームと馬具を装着し、アル・ウラーの代表としてレースに参加する。その一方で、サウジアラビア馬術連盟と共同で実施したトレーニングプログラムを受講した80人以上の若者の中から選ばれた40人以上の地元出身者が、スチュワードや獣医のアシスタントとしてレースに参加する。

このイベントが男女平等に力を入れていることを協調するかのように、トレーニングプログラムの参加者のうち30パーセントは女性だった。

「アル・ウラーには、素晴らしい施設と歴史があり、このようなイベントを通じて、私たちが秀でた馬術の中心だと示すことができるのです。このイベントは、地元の持久レースライダーや、馬術競技のサポートに携わりたいと考えている地域の人々に、参加への道を提供することができます」と、ジョーンズ氏は付け加えた。

「地域や世界各国から最高の耐久馬術競技者を含む世界クラスの選手たちを迎えることを楽しみにしています」

国際大会CE12は、3月3日から4日の週末に、サウジアラビア初のユネスコ世界遺産の地、ヘグラ（Hegra）に近い、馬術村の素晴らしい景観の中にある特設の砂漠アリーナで開催される予定。