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アラブ首長国連邦(UAE)と日本の宇宙パートナーシップはアラブ人の間で良く知られている

27 Oct 2019
Updated 29 Oct 2019
27 Oct 2019
  • YouGovの世論調査によると、アラブ世界ではUAEと日本の協力関係は非常に良く知られている
  • 日本の宇宙機関とUAEは、2016年に協力を強化するための協定を結んだ

カリーヌ・マレク、ドバイ

さまざまなトピックに関するアラブ人の日本に対する認識を測定することを目的とした18か国を対象としたYouGovオンライン世論調査によると、アラブ世界はUAEの日本との宇宙パートナーシップについて高いレベルの認識を持っている。

調査は、GCC(湾岸協力会議)、北アフリカ、レバントの16歳以上の3,033人のアラビア語話者に尋ねたところ、3分の2がUAEを「現在、日本との宇宙計画に取り組んでいる」アラブの国であると正しく回答した。

当然のことながら、首長国の回答者のほとんど(81%)が正しい回答をした。

「宇宙はUAEで巨大な分野になっています」とUAEで宇宙を研究している首長国人のマリアム・アルシェッヒは語った。「それは私たちの国の将来に大きな役割を果たすでしょうから、私たちは、若者として、このトピックを詳細に知り、私たちがこの分野で何をしているのかを知っておくことが大切です。」

UAEは、最初の宇宙飛行士であるハッザ・アル=マンスーリを宇宙に送り出したばかりであり、この分野で地域をリードしている。そこで彼は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を含む国際的な宇宙機関と協力して16の科学実験を行った。

彼が国際宇宙ステーション(ISS)で実施した実験のいくつかは、微小重力の影響に関するものであった。実験の2つの段階の結果を比較することにより、新しい科学資料でUAEのカリキュラムのサポートに貢献することが見込まれている。

2016年、JAXAとアラブ首長国連邦宇宙機関は、平和目的の探査における協力を強化するための協定に署名した。

2018年10月には、最初のUAE製の高性能のリモートセンシング地球観測衛星である「KhalifaSat」が、日本の種子島宇宙センターから打ち上げられた。

この衛星の役割は、アブダビの地上局への画像の送信である。写真は、気候変動、災害救援、都市計画において、世界各国の政府や民間企業を支援すると言われている。

「UAEと日本にはともに革新的な国になるというビジョンがあることが広く知られています。宇宙開発は、我々が近年多額の投資を行ってきた分野の1つです」と、湾岸地域に駐在するある日本の外交官はアラブニュースに語った。

「KhalifaSat」のプロジェクトマネージャーのアメル・アル=サイェフは、このミッションは、技術的な仕事においてだけでなく、2つのチームと文化が共通のビジョンのために協力するものとして、UAEが日本の同僚とのパートナーシップを形成するのに役立ったと言う。

さらに、アラブ世界の最初の火星へのミッションとなる「Hope(希望)」という無人探査装置が、2020年に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定である。

「これらは、両国間の共同作業のほんの数例に過ぎません」と首長国火星ミッションに言及して、ある日本人はアラブニュースに語った。「私たちの協力が将来さらに発展することを願っています。」

2003年、日本政府は3つの組織を合併し、JAXAを独立行政機関として設立した。

JAXAは、2つの主要なプログラムで実証されているように、小惑星のサンプリングに焦点を当てている。

まず、2009年に無人貨物輸送船の「こうのとり」がISSに再補給を行った。 2010年には、探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワからサンプルを収集した後、地球に帰還した。今年、「はやぶさ2」がサンプル収集のため小惑星リュウグウに2度着陸している。

「JAXAのプログラムは非常に専門的で、宇宙に対する日本のアプローチと宇宙採掘の未来を反映しています」と、ワシントンDCにあるGulf State Analyticsのシニアアドバイザーであるセオドア・カラシクは述べている。

「UAEの取り組みの象徴的意義は、イノベーションを促し、想像力を働かせることを意図していることです。さらに、UAEは2117年に火星に新世代のための植民地を置くことを計画しています。これには、教育とイノベーションに対する考え方を変えようという狙いがあります。それにより、他の中東諸国が、さらなるイノベーションと宇宙旅行の推進に役立つ科学プロジェクトに参加することができるようになります。」

宇宙研究に興味がある首長国人のハムダン・アラシディにとって、この分野における機会は無限である。「私たちはできる限り自分たちの国を支援したいと思っています。宇宙は私にとって常に魅力的なトピックでした」と21歳の彼は言う。

「私たち首長国人が、この分野での経験を持つ国から学ぶことはたくさんあります。日本は間違いなくその1つです。」

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