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ドバイ：ハーマンミラーと日本のプロダクト・家具デザイナーの深澤直人氏は、モダンデザインを通した問題解決の提案である「アサリチェア」を提供する。現在、オンラインショップまたはハーハーマンミラー・ミラーノル販売店で購入できる。

米国に本社を置くハーマンミラーは1905年以来、オフィス家具、設備、家庭用家具の一大企業である。同社のイノベーションは人間工学に基づいた家具から、アイコニックな最新作品の製造にまでおよぶ。

日本の有名なデザイナー・文筆家・教育者である深澤氏は、プロダクト・家具デザインだけでなく、日本の小売企業MUJI（無印良品）やハーマンミラーを含むその他多くの企業とのコラボレーションで知られている。

「アサリチェア」は、人間工学に基づいた先進的な機能と共に快適で美しいデザインを提供する新しい作品だ。

「アサリ」という名前は貝のアサリを意味する日本語から来ている。ユーザーの好みによってミドルバックかハイミドルバックに調節できる背もたれの形がアサリに似ているからだ。

深澤氏は、「私の目標は、喜びをインスパイアすること、そして最終的に布張りチェアの次なるアイコンになるような新たなフォームを作り出すことでした」と語る。「私のデザイン精神の核心は、大事に思ってもらえるような魅力、そして人間のプロセスを高める時代超越性・耐久性をそれぞれの作品に染み込ませることで、私たちの生活様式を単純化することです」

180色以上のカラーコンビネーションで提供されるアサリチェアは、背骨の自然な湾曲を固定し受け止めるような自然な動きを作り出す自動調整傾斜機能を備えるほか、シートパッドが圧迫感を最小限に抑えるようにできている。

ハーマンミラーはマハラムなどのインテリアテキスタイルのトップクリエイターともコラボレーションを行った。

マハラムのテキスタイルとレザーは北イタリアのブティック向け皮なめし工場から調達されており、それによってブランドの磨き上げられた技術が継承されている。同社は世界最古のレザーメーカーの一つである。

このコラボレーションの目的は、オフィスチェアのラインナップに、チェアの特徴に合うようキュレートされた2つの新しいテキスタイルとレザーを導入することだった。

従業員がオンラインワークを求められるなど、新型コロナパンデミックを受けた労働構造の大きな変化を経て、世界が徐々に正常な状態へと戻りつつある中、オフィスへのスムーズな回帰を確保する必要がある。

アサリチェアは、その人間工学と洗練された美的特徴を通してより居住性の高い環境を実現し、従業員にアットホームな労働環境を提供する。

ハーマンミラーのベン・ワトソン社長は、「仕事の仕方が変化したということは、家庭とオフィスの両方で空間のニーズが変わったということです」と語る。「ビジョンを持ったデザイナーである深澤直人氏と共に作り上げたアサリチェアは、直感的な調節、新たなレザーとファブリック、クリーンな美しさ、人間工学に基づいた性能を通して、現在のワーカーが必要とするものを提供します」