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ドバイのアラビアン・トラベル・マーケットで日本の出展者が成功を収める

30回目の節目を迎えた今年のDWTCでのアラビアン・トラベル・マーケットは、同マーケット新記録となる4万人以上の参加者を迎え、150カ国以上から2,100を超える出展者や代表者が参加した。日本政府観光局(JNTO)も主要な出展者に名を連ねていた。
30回目の節目を迎えた今年のDWTCでのアラビアン・トラベル・マーケットは、同マーケット新記録となる4万人以上の参加者を迎え、150カ国以上から2,100を超える出展者や代表者が参加した。日本政府観光局(JNTO)も主要な出展者に名を連ねていた。
30回目の節目を迎えた今年のDWTCでのアラビアン・トラベル・マーケットは、同マーケット新記録となる4万人以上の参加者を迎え、150カ国以上から2,100を超える出展者や代表者が参加した。日本政府観光局(JNTO)も主要な出展者に名を連ねていた。
30回目の節目を迎えた今年のDWTCでのアラビアン・トラベル・マーケットは、同マーケット新記録となる4万人以上の参加者を迎え、150カ国以上から2,100を超える出展者や代表者が参加した。日本政府観光局(JNTO)も主要な出展者に名を連ねていた。
30回目の節目を迎えた今年のDWTCでのアラビアン・トラベル・マーケットは、同マーケット新記録となる4万人以上の参加者を迎え、150カ国以上から2,100を超える出展者や代表者が参加した。日本政府観光局(JNTO)も主要な出展者に名を連ねていた。
30回目の節目を迎えた今年のDWTCでのアラビアン・トラベル・マーケットは、同マーケット新記録となる4万人以上の参加者を迎え、150カ国以上から2,100を超える出展者や代表者が参加した。日本政府観光局(JNTO)も主要な出展者に名を連ねていた。
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06 May 2023 02:05:03 GMT9
06 May 2023 02:05:03 GMT9

アミン・アッバス

インバウンドとアウトバウンドの旅行業界を対象とする中東の主要な国際旅行・観光イベントであるアラビアン・トラベル・マーケット(ATM)が、5月1日から4日までドバイ世界貿易センター(DWTC)で開催された。4万人以上が参加し、うち来場者は3万人に上った。 

記念すべき開催となった今年のDWTCでのイベントには、150カ国以上の2,100を超える出展者や代表者が参加した。日本政府観光局(JNTO)も主要な出展者に名を連ねていた。

日本政府観光局(JNTO)ドバイ事務所の小林大祐所長はアラブニュース・ジャパンに対し、主に旅行業者からなる9社が、ATM2023でのJNTOの日本ブースに共同出展したと語った。

小林氏は、「最近、UAEとサウジアラビアの居住者に対する短期滞在ビザの申請手続きが緩和され、カタール国民向けにはパスポートの事前登録によるビザ免除プログラムが導入され、減少していた中東と日本と結ぶ直行便が増便されるなど、観光インフラの改善が続いています。新型コロナウイルス感染症に関連した国境管理も4月29日に完全に解除されました」と述べた。

ATM2023への参加で向き合った課題については、「ATMで私たちのブースに共同出展者が参加するのは4年ぶりのことで、主要目標として、一般的な観光情報の発信にプラスして、地元の旅行代理店と日本の共同出展者とのビジネスマッチング支援を掲げました。ATMでは多くの商談が行われ、ある程度具体的な提案につながるものもあり、嬉しく思っています」と語った。

「今年のATMが従来と大きく異なる点として、地元の旅行代理店から、日本への旅行を計画している顧客のために、ホテルや観光名所について多くの具体的な質問を受けました。これまでのATMでは、地元の旅行代理店からむしろ一般的な質問を多く投げかけられました。東京、京都、大阪以外に訪れるべき場所があるかとか、総じて日本では何ができるのかといったような質問です。ATMでの商談の目的は、かつての一般的な質問からより具体的な相談へと移行しており、日本が観光旅行の訪問先の有力候補とみなされ始めていると強く実感しました」

「最大の収穫は、地元の旅行代理店と日本の旅行業者が新規のビジネス関係を築くためのプラットフォームを提供できたことです」

ATM2023のJNTOブースを訪れた来場者の感想については、小林氏は、「オンラインビザ申請や、日本の季節について多くの質問を受けました。日本は桜が有名ですが、地元の旅行代理店は、秋には紅葉、冬にはスキーといった、さまざまな季節の美しさについても熱心に質問してきました」と語った。

「地元の旅行代理店の多くから、日本側の共同出展者と新たなネットワークを築く良い機会になったと告げられました」

いけばな小原流UAE支部の外輪佳代子氏によると、小原流として、満開の桜の写真を背景に、5月の花を代表する紫のアヤメやピンクのシャクヤクなどの生け花を展示したという。

外輪氏は、「和服でお客様をお迎えしたので、私たちや生け花との写真を撮りたいというお客様が多数いらっしゃいました。望ましい日本の電子ビザの取得や旅行のアドバイスについても多くの方から質問を受け、日本への旅行を楽しみにしている方が多いこともわかりました」と述べた。

株式会社ジェイ・リンクスの金馬あゆみ代表取締役は、「今年のATMでは、2016年の初出展時よりもかなり多くの問い合わせがありました。  当社はお客様の9割ほどが中東の方で、顧客ニーズに基づいた対応が好評を博していると感じています」と語った。

「一方で、従来経験したことのない要望を受けることも多く、柔軟に対応していきたいと考えています」

アラビアン・トラベル・マーケットの中東担当エキシビションディレクターであるダニエル・カーティス氏は、「多数の旅行業者がドバイに結集してこの30回目の開催を祝い、このセクターのネット・ゼロに向けた継続的な取り組みにスポットライトを当てることができたことに、同僚ともども感激を覚えています。ATM2023で記録的な参加者数を達成したことにはたいへん勇気づけられますし、中東の旅行業界が再び非常に良い状態になったことをはっきり示しています」と述べた。

4日間の会期中、ATMの30年の節目を記念した多くの特別イベントが行われた。ホスピタリティブランドのヒルトンは、第1回サステナブルブース賞を受賞した。選考に当たったのは独立した立場の審査員団で、ヒルトンがブースの制作に地元のサプライヤーを採用する決定を下し、今後3年間にわたりできるだけ材料を再利用すると約束していることを選考理由に挙げた。ヒルトンは二酸化炭素排出量計算機で今回の出展に関連するカーボンフットプリントを測定し、その削減に向けた措置も講じている。

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