
リヤド:サウジアラビアのサッカーチーム、アル・イテハドはセルティックからポルトガル人FWジョタを獲得した。
24歳のアタッカーであるジョタは、先月チームに加わった元フランス代表ワールドカップ覇者のFWカリム・ベンゼマとMFエンゴロ・カンテと共に戦うことになる。来シーズンのサウジアラビア・プロリーグのタイトル保持を目指すサウジの虎の一員として、ジェッダでの活躍が期待される。
ジョタは月曜日にメディカルチェックを終え、サインをした。ジョタは今後3年間、アル・イテハドの黄色と黒のユニフォームを着ることになる。契約金や年俸の額などは明らかにされていない。
ジョタは前2シーズンはスコットランドの強豪チーム、セルティックに所属していた。セルティックが国内3冠を達成した昨シーズンでは、15ゴールを記録した。
アル・イテハドは、カートゥーン風に描かれたヌーノ・エスピーリト・サント監督がジョタを獲得するという内容の動画を公開した。動画の最後では、ヌーノ監督がジョタの描かれたカードを手に取り、「我々が世界を獲ります」と言うと、「Jota is Yellow」と映る。ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCとトッテナム・ホットスパーFCの監督を務めてきたヌーノ監督の、野望に満ちた決断が描かれている。
また、アル・イテハドは月曜日にツイッターで、アル・イテハドのシャツを持ったジョタとクラブ幹部とのツーショットを公開している。
一方、アル・イテファクはイギリス人監督で元リバプールMFのスティーブン・ジェラードをダンマーム・クラブのヘッドコーチに迎えた。
43歳のジェラード元監督は、10月にアストン・ヴィラに解任されて以来、サッカー界から遠ざかっていた。
サウジ・プロフェッショナルリーグは、12月にクリスティアーノ・ロナウドを獲得して以来、主にヨーロッパのトップリーグからトップレベルの才能の流入が続いている。
サウジアラビアの政府系ファンドである公的投資基金(PIF)は先月、リーグの最大手チームが参加するスポーツクラブ民営化投資プロジェクトを発表した。対象となったのはアル・アハリ、アル・ヒラル、アル・イテハド、アル・ナスルである。
この契約は、PIFがサウジのサッカークラブの75%を所有することを意味している。