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盲目のサウジ人写真家、独創的な写真は「芸術的なセンスのおかげ」と語る

アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)
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08 Aug 2023 05:08:17 GMT9
08 Aug 2023 05:08:17 GMT9
  • 「障害は妨げにならない」とサウジアラビアの若き写真家にしてSNSのスターは語る。彼女は稀な疾患により生まれつき目が見えない

ラハフ・ジャムビ

リヤド:アムジャド・アル・ムタイリ氏は稀な疾患により生まれつき目が見えないが、人生に対する前向きな姿勢を失わず、写真によってSNS界のスターとしての地位を確立している。

20歳の彼女は、出生時に動脈蛇行症候群と診断された。この極めて稀な遺伝的疾患は、体内の動脈における蛇行や拡張、歪みを特徴とし、生命を脅かす合併症を引き起こす可能性がある。

また、7ヶ月の早産で生まれ、左目に斜視の症状があった。

アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。(写真提供)

家族にこの遺伝的疾患を持つものは他におらず、彼女にとって大きな挑戦であった。

「子どもの頃はいじめに苦しみ、他人からは奇異に見える自分の容姿を恥じるようになりました。私はただ、いじめられたり、容姿をバカにされたりすることなく、普通の生活を送りたいと思っていました」と彼女はアラブニュースに語った。

彼女はこうした困難にもかかわらず、写真への情熱を追求することに尽力し、視覚障害者でも使用できて音声出力が可能なカメラのコンセプトを思いついた。

そして、次のように説明した。 「2019年に行われたリヤド市の行政区域の1つであるマジュマー地区のタレント・クリエイティビティ・コンテストで優勝しました。私のクリエイティブなアイデアとは視覚障害者のためのカメラを作ることでしたが、それは単なるアイデアでいつかは現実のものにしたいと思っています」

アル・ムタイリ氏は左目が見えず、右目もほとんど見えない。写真を追求するために、彼女は写真を描写して説明する視覚障害者向けのプログラムを使っている。

最初、写真家になることは不可能だと言われたが、彼女の気持ちは揺らぐことはなかった。「写真を始めたばかりの頃、オンラインクラスに参加しましたが、私の状態では写真家になれないと講師に言われました」

「画像を言葉で説明するプログラムを活用して写真を学びました。私には写真を通して自身を導いてくれるクリエイティブで芸術的なセンスがあります」

写真を撮ることに対する彼女の直感は鍛えられており、それは単にボタンを押すことにとどまらない。

そのプロセスがいかに個人的なものであるかについて、彼女は次のように語った。「幸せな出来事や日々の出来事を写真に収めるということは、それを見る人に伝えようとする写真家の気持ちに左右されると思います。ですから、私はいつも視覚よりも先に感覚で写真を撮るのだと言っています。なぜなら美が表現されるのは、視覚以前の感覚だからです」

先天的な障害に苦しむ人は、それを隠すのではなく、むしろ他の人と同じように生きるべきです。真の美しさとは、人間の精神によって補われるものであり、形だけのものではないからです。

サウジアラビア人写真家、アムジャド・アル・ムタイリ氏

この 駆け出しの写真家がTikTokに投稿を始めたとき、彼女を応援し、励まし、彼女から希望をもらったと語る好意的なフィードバックに圧倒されたという。

彼女は「障害は妨げになるものではなく、むしろ生きる原動力となる」というメッセージを広げることができて、TikTokに投稿を始めてよかったと語った。そして、「先天的な障害に苦しむ人は、それを隠すのではなく、むしろ他の人と同じように生きるべきです。真の美しさとは、人間の精神によって補われるものであり、形だけのものではないからです」と付け加えた。

キングサウード大学でメディア学を学ぶアル・ムタイリ氏は、TikTokの動画のいくつかで、大学で提供されている障害者のための施設を紹介している。その中には、点字表示の設置のほか、指で触れて読み上げたり書いたりできる視覚障害者のためのシステム、利用しやすい特別な通路などが含まれる。

「キングサウード大学は私の才能を受け入れ、成功と卓越へと導き、平等を支えるあらゆる手段を提供してくれます」と語った。

彼女は、自分が選んだいかなる活動においても障害が優れた結果を残す妨げとならないことを示すため、手本になることを目指している。

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