ドバイ:日本の上川陽子外務大臣が9月20日、ニューヨークでウクライナのドミトロ・クレバ外相と会談した。
上川外相はウクライナへの支持を表明するとともに、民間人や民間施設に対してミサイルやドローンによる攻撃を続けるロシアを非難した。
同外相は最大限の支持を表明した上で、外相就任前から、ロシアによるウクライナへの侵攻をめぐる状況を注視し、この戦争の終結に向けて積極的に取り組んできたと主張した。
上川外相は、9月18日にニューヨークでG7外相会合を開催し、多くの支援を必要とし困難な時を経験しているウクライナと緊密に連携していくよう、ゼレンスキー大統領の「平和フォーミュラ」に関して多くの国々、特にインド太平洋地域の国々が参画するよう強く促した。
これに対しクレバ外相は、平和フォーミュラに関する取り組みや、「ウクライナ支援に関する共同宣言」に基づく二国間協議の開始など、日本の努力に謝意を表明した。
上川外相はまた、国会の有志議員と共に、日本が昨年、ウクライナに対して1500台以上の発電機を供与したことを明らかにした。
同外相は、苦難の時を過ごすウクライナに対する日本の継続的な支援を強調し、クレバ外相は日本の尽力に対して深い謝意を伝えた。