ドバイ:日本は、Grassroots Human Security Program(GGP)への助成を通じて、レバノンのマシャール医療センターに高度医療機器を導入するためのタファオル(Tafaol)協会への助成を拡大した。
GGPは、非政府組織(NGO)が草の根レベルで人々のためになる小規模なプロジェクトを実施することを支援する枠組みである。2022年現在、308のGGPプロジェクトがレバノンの様々な組織によって支援されている。
レバノンのNGOであるタファオル協会がWest Bekaaに2019年に設立したマシャール医療センターは、脆弱なコミュニティに対して、必要不可欠なプライマリ・ヘルスケアを提供している。
日本は同センターの眼科、産科、婦人科への支援を拡大し、年間4500人以上の患者が手頃な費用で医療サービスを受けられるようにする。
10月17日、馬越正之大使はタファオル協会のAbd El Kader Al Askar会長と助成契約書へ署名し、日本がレバノンの弱い立場にある人々の支援に熱心であることを伝えた。タファオル協会は日本の支援に感謝の意を表した。