Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 日本
  • 北朝鮮を見据え、東京で数年ぶりにミサイル避難訓練を実施

北朝鮮を見据え、東京で数年ぶりにミサイル避難訓練を実施

日本は今年、同様の訓練を全国で十数回行っているが、6日の訓練は、東京では2018年以来初となる。(AFP)
日本は今年、同様の訓練を全国で十数回行っているが、6日の訓練は、東京では2018年以来初となる。(AFP)
Short Url:
06 Nov 2023 08:11:01 GMT9
06 Nov 2023 08:11:01 GMT9

東京:日本が近国北朝鮮の脅威の増大におびえる中、東京都民は6日、東京で数年ぶりの実施となるミサイル避難訓練の一環として駅構内に避難した。

東京都練馬区で行われた訓練には約60人の住民が参加。これは、核武装した北朝鮮が最近、短距離ミサイルや巡航ミサイルから、アメリカ本土まで攻撃できる巨大な大陸間弾道ミサイル(ICBM)まで、あらゆるものを発射実験したことを受けて行われたものである。

8月24日に日本の南の島々上空を通過したミサイルを含む同打ち上げのいくつかには、日本当局がテレビ、電子メール、携帯電話を通じて住民に対して即座に警告を送ることのできる日本のJアラートシステムが作動。

しかし、6日の訓練に協力した都総合防災部の高橋睦身氏は、Jアラートが鳴ったときにどうすればいいのか分からない人もまだいるとし、より多くのシミュレーションの必要性を強調した。

「(ミサイルが)落下したり、上空を通過したりした場合に取るべき正しい行動を住民に知らせるために、訓練を続ける必要があると思う」と高橋氏。

日本は今年、同様の訓練を全国で十数回行っているが、6日の訓練は、東京では2018年以来初となる。

ベストを着た参加者は、駅や公園でいくつかのグループに分けられた。訓練用のミサイル警報が鳴り響くと、警察や都総合防災部が拡声器を持って指定された避難場所にグループを急がせ、参加者は両手で頭を覆い、身をかがめた。

一方で、すべての住民が訓練に賛成しているわけではない。

訓練が行われた駅前には数十人の反戦デモ参加者が集まり、「ミサイル訓練は戦争の準備」「ミサイル訓練の代わりに外交的対話を」と書かれたプラカードを掲げて唱和した。

ロイター

特に人気
オススメ

return to top