林芳正官房長官は9日の記者会見で、2021年10月の衆院選に先立ち、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体の関係者と面会していたことを巡り、「旧統一教会や関連団体の掲げる方針に一切賛同していない」と強調した。
朝日新聞は9日付朝刊で、林氏が教団側との面会時に衆院選の推薦確認書を提示されたものの、署名しなかったと報じた。これについて、林氏は「多数ある面会の一つであり、内容は定かではない」と釈明。自身の事務所などに確認したが「提示された記憶がある者はいなかった」とも述べた。
時事通信