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韓国の対日好感度が過去最高=中国では実施できず―世論調査

対日好感度が最も高かったのはタイで91.1%。次いでフランスが81.5%、米国が80.4%、英国が71.1%だった。韓国では対日関係の改善を背景に、前年調査から4.1ポイント上昇した。(AFP)
対日好感度が最も高かったのはタイで91.1%。次いでフランスが81.5%、米国が80.4%、英国が71.1%だった。韓国では対日関係の改善を背景に、前年調査から4.1ポイント上昇した。(AFP)
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18 Feb 2024 02:02:01 GMT9
18 Feb 2024 02:02:01 GMT9

公益財団法人「新聞通信調査会」は17日、世界5カ国で実施した世論調査の結果を公表した。日本に対し「好感が持てる」と答えた割合は韓国で44%となり、2年連続で過去最高を記録。一方、今回は中国で調査自体ができなかったほか、欧州でも一部の質問が見送られた。

調査は2023年11~12月、米国、英国、フランス、韓国、タイで電話やオンライン、面談で実施。それぞれ約1000人から回答を得た。

対日好感度が最も高かったのはタイで91.1%。次いでフランスが81.5%、米国が80.4%、英国が71.1%だった。韓国では対日関係の改善を背景に、前年調査から4.1ポイント上昇した。

調査は15年から6カ国で毎年実施してきたが、今回は中国での調査を断念。中国の複数の調査機関に打診したところ、「業務縮小」や「国外から依頼された調査を行うのは難しい」といった理由で断られたという。調査担当者は「習近平指導部による締め付けの強化が要因」と分析。次回以降、代わりにインドなど別の国を追加する方針という。 

また、英仏両国では、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ情勢について、責任の所在を問う質問を取りやめた。委託先の現地調査会社が「センシティブ(敏感)なので、質問するのが難しい」などとして削除した。英仏とも多くのユダヤ人とイスラム教徒を抱えており、国内世論の分断が浮き彫りになるのを懸念したとみられる。

時事通信

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