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日中専門家が福島原発の汚染水放出について議論

日本と中国は、2011年のメルトダウン後に原子炉を冷却するために使用された廃水の排出をめぐって対立している。(AFP)
日本と中国は、2011年のメルトダウン後に原子炉を冷却するために使用された廃水の排出をめぐって対立している。(AFP)
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31 Mar 2024 01:03:54 GMT9
31 Mar 2024 01:03:54 GMT9

東京:日本外務省は土曜日遅く、日本と中国の専門家が、被災した福島原子力発電所からの廃水処理に関する協議を行ったと発表した。

日本と中国は、2011年のメルトダウン後に原子炉を冷却するために使用された廃水の放出をめぐって対立してきた。

日本は安全に処理されていると主張しているが、中国は放出を批判し、日本の水産物の輸入を禁止している。
東京外務省は声明で、「(福島原発の)処理水の海洋放出に関する日中専門家対話が3月30日に中国の大連で開催され、技術的な問題について意見交換した」と述べた。

この発表は、岸田文雄首相が11月に中国の習近平国家主席と会談し、科学的根拠に基づいた専門家レベルでの話し合いが行われると述べた後のことである。

日本は8月、震災以来蓄積された134万トンの廃水の一部を徐々に太平洋に排出し始め、水産物輸入を禁止している中国やロシアとの外交問題に火をつけた。

中国は東京が海を「下水道」のように扱っていると非難しているが、日本は排水は安全だと主張しており、国連の原子力機関もこの見解を支持している。

岸田首相は11月にサンフランシスコで開催されたアジア太平洋サミットで中国に対し、日本の主要産業である水産物の安全性について「客観的な判断」をするよう求めた。

日本が廃水を放出し始めたのは、原子力施設に貯水タンクを増設するスペースがなくなり、被災した3基の原子炉から放射性物質を含んだ燃料や瓦礫を取り除くという、より危険な作業のためのスペースを確保する必要があったからだ。

AFP

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