
東京:日本、アメリカ、韓国の沿岸警備隊は木曜日、日本沿岸で初の合同訓練を行った。
南シナ海では中国とフィリピンの沿岸警備船による小競り合いがエスカレートしており、中国とフィリピンの長年の同盟国であるアメリカとの武力衝突に発展する恐れがある。
木曜日の合同訓練は、インド太平洋の平和と安定を守るために安全保障協力を強化するという、昨年8月の3カ国の首脳による合意を受けたものだ。
日本の海上保安庁によれば、各国の巡視船と2機のヘリコプターが、京都府舞鶴市の北方沖で、他の船と衝突して炎上した韓国船から乗組員を救助するというシナリオに基づいて、捜索・救助活動に参加した。
日本は近年、中国の主張の高まりと、北京が領有権を主張する台湾周辺の緊張に対応するため、戦略的に重要だと考えられている沖縄とその島々を含む南西日本の防衛を大幅に強化している。
日本、米国、韓国の沿岸警備隊は先月、この地域における海洋資源の保護、違法漁業対策、捜索救助活動、海上法執行能力の向上のために協力する協定に署名した。
中国は日常的に、日本が支配する係争中の島々の周辺海域に沿岸警備隊を派遣している。
AP